12月16日

いろんなひとのいろんな言葉が矢のように心に刺さりまくっている。ずぶずぶずぶずぶ、、、!!!

言葉に対してわたしはいつもまったく無防備であることに気がつく。がしかし、言葉に対して防御壁を張るなんて果たして可能なのか。ちょっとわからない。

わたしは常々思うのだけど、みんなちょっと言葉というものをあまりにないがしろにしすぎではないだろうか。その場のノリみたいなものだけで吐かれる取って付けたような言葉も、ネットでウケるように誇張されたり切り取られたりした言葉も、社交辞令とか口約束とか、そういうのもぜんぶ含めて。言葉に失礼だし言葉が可哀想。荒井裕樹さんが「言葉は社会に降り積もるものだ」と言ったけれど、そうしてないがしろにされた言葉たちが降り積もっていつかなにかの形で返ってくるのではないかという気がする。人間の愚。

みんなやさしい、みんな勝手、好きなところへ行ってここへは戻らない、という阿部芙蓉美さんの曲の歌詞をこういうときよく思い出す。本当にその通りだなと思う。みんな好き勝手に言葉を投げるだけ投げて、吐くだけ吐いて、気が済んだらさっさと立ち去って振り返ることもしない。だからわたしたちはずっと孤独なのだ。

今朝目が覚めた瞬間「ヒースロー」という単語がふっと頭に浮かんで、あれヒースローってどこだっけと調べればイギリスの空港だった。早くパスポート取りに行かなくちゃとまた考えた。

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