6月8日 お前は文化芸術じゃないなんて言われる筋合いはない
今日も一日お疲れさま。終わったね、今日も。
夕方過ぎに電車に乗ってみればしっかり混んでいるのであって、普通に怖かった。だけどきっとすぐ慣れるんだろうと思った。これが日常なのにライブハウスは営業できないなんて本当にどうかしてる。筋の通らないことばかり。ライブハウスにしても「夜の街」という言葉にしてもその使われ方にしても。ただスケープゴートにしているだけ。何の解決にもなっていない。
時事ネタばかりだと疲れるし、本当はもっと明るくて楽しい朗らかなことを書きたいのだけど。きのうはこれを見てとても驚いたんだった。高齢者に「若い人に命を譲ります」という意思を示すカードを持たせるという動き。
自助努力でなんとかしろと言い続けてきた国、お金の次は命まで国民の間で譲り合って助け合ってどうにかしてねと、なんのための国なのですか。
第2次補正予算の中の文化庁の芸術文化活動に対する支援対象にライブハウス、クラブ、ミニシアターが含まれないかもしれない、という件について。
文化芸術活動を対象としているのに、どうしてそれらを生み出すことに大きく寄与しているライブハウス、クラブ、ミニシアターが含まれないのか、純粋に疑問に思う。
文化ってなにか、改めて考える。
ライブハウスやクラブに関して言えば(そしてたぶんミニシアターも)国なんて関係ないところで横の繋がりだってあってないような環境の中で、それぞれが思い思い好きなようにやって、そうしていろんなものを育んで生み出してきた。
そういう文化だし、だからこそ生まれたものが沢山あったのだと思う。それでいいと思う。
だから国からの助成も支援なんて別にいらねーよって、その気持ちはよくわかる。
アウトローだしアンダーグラウンドだし、だから国に認めてもらえなくたって社会に認められなくたって構わないし、それが”在り方”なのかもしれない。それもわかる。
のだけど。
でも、それはこっちが決めることであって、あっちが決めることではない。
国に「あなたたちは文化ですよ」「あなたたちは違いますよ」なんて言われたくない。そんな線引きをされる筋合いはまったくない。
(以前SaveOurSpaceのアカウントに、あなたたちのしていることは文化ではありません、国が認めた伝統芸能や芸術が文化です、というようなリプライを送ってきていたひとがいた)
文化芸術に対する支援に限らず、業種も職種も年齢も性別も雇用形態も国籍も、なにも関係なく、みんな平等におなじスタートラインに立つ権利を与えられるべき。その上でそこからどこに行きたいか、それぞれ各々が決めればいい。
社会ってそうあるべきじゃないのか。
ここから文化庁に意見を送れます。
なんと送ったらいいかわからない方は、ここに文面のフォーマットを用意しています。わたしもさっき送りました。
予算委員会での質疑は明日から。わからないことだらけだけど、日々勉強。
明日は国会を気にしながらゆっくり制作のつづきをする。もうすぐもう一曲あがりそう。
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