3月19日

めずらしく精神が安定し健やかな状態でこの連続する何日間かを過ごしている。こんなこといつぶりだろうか。やっぱりあたたかくなってきたことが関係しているんだろうか。最近は朝起きてあちこちの窓を開けて回っている。とても気持ちがいい。今朝はドライフルーツとナッツのマフィン。調子に乗って途中の工程を少しサボったら失敗したかも、と思ったけど大丈夫だった。ちゃんとふわふわ。コーヒーがおいしい。

わたしの人生の中で、パスタは興味のない食べ物No. 1であり続けているわけだけれど、立て続けにCCCでパスタを食べたらやっぱりおいしくて、自分でも作りたくなって新玉ねぎとトマトとほうれん草を買ってきた。本当は菜の花が良かったのだけど、2つある駅前のスーパーのどちらにも置いていなかった。もう終わってしまったのだろうか。切ない。

だけど考えてみれば精神が安定しているのは、気候ももちろんあるだろうけど、原稿が書けたことが大きいのかもしれない。そう、書けたのだ。いま確認待ち。思うけれど、文章を書くことでわたしはわたし自身を鼓舞しているのだ。毎度のことながら文字にして言葉にしてみることで自分の記憶や感情、思考が整理されて自分で気づくことはとても多いし、書き終わると掃除された部屋のようになんだかすっきりするのだった。日々継続している自分を受け入れる練習、少しずつ成果が出はじめている、のかも。だといいな。

同性婚の訴訟で違憲の判決が出て、とても興奮し、喜んでいる。きのうはChoose Life Projectでその原告や弁護士の方達が出る番組をやっていたので聴きながら仕事をした。原告の方のひとりが国に対して「この人たちは一体なにを守ろうとしているのだろうか」と言っていて、本当にそうだよな、と思った。多様性。自分とまったく違うどこかの誰かが生きやすい世界は、あなたにとってもわたしにとっても生きやすい世界なのだよ、と思う。ほんのひと握りの人たちの利権のためだけにたくさんの小さな声が無いことにされる世の中はもうたくさん。茨城の原発も再稼働差し止めの判決が出た。物事が変わっていくのは素晴らしく喜ばしいことだ。希望はある。もっと知り、勉強しなくちゃ。

気付けば4月も目前で、友達とお花見の相談をするなどしている。初めて撮ったセルフポートレートはなんだかその中にヒントがありそうな気がしているのでこれからときどき撮ってみてもいいかも、という気がしている。自分の自分による自分のための定点観測。