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わたくし的コミュニティマネージャー論

令和ロマンが好きすぎて決勝ネタ記憶して再現したい

どうもこんにちは、もりたのぞみです。
みなさんM1グランプリ見ましたか?私はリアタイで見て、令和ロマンの2連覇を願っていたら本当にやってくれて、テンション上がりすぎて最高でした
M1という舞台に真摯に真剣に向き合い、かつ王者として戦略的かつガチで勝ちに行くところが好きすぎて、あと普通に決勝のネタが好きすぎて、タイムスリップ後のパート全部記憶して再現して遊びたいのでケムリ役やってくれる人募集してるよ

前置きが長くなりましたが、このnoteでは私が自社のユーザーコミュニティを立ち上げたり、運営したり、方針転換する中でいろいろ考えて思ったことを、年末年始の時間があるタイミングで思考の整理を兼ねて書いていきます。
※こちらに記載する内容は、全て私個人の考えや感想であり、ReproのユーザーコミュニティCampやReproに関わるものではありません。

ちなみに私がコミュニティマネージャーをしているCampについてはこちらをご覧ください。

コミュニティが成立するってマジむずいこと

2024年は、4月に立ち上げたコミュニティがなかなかコミュニティとして成立しないことになぜ?を考え続けた1年でした。

ここで言う成立した、とはユーザーさん同士で運営が関与しない自発的な交流や情報交換が行われ、イベントを告知すれば一定申し込みが入り、いくつかの分科会的な小さいコミュニティが成立しているような状態です。

この状態を実現するのはとてもとてもとてーも難しいです。

なぜなら、

  • 前提として、ここは不変的な部分だが、ユーザーとなるアプリマーケターはそもそも忙しい。サービスにもよるが、1人あたりの担当業務範囲が広く外部交流に割ける物理的・精神的リソースは貴重

  • 自発的なユーザーどうしの交流が行われるためには、いくつもの要素が必要。交流できる場の提供、最初のきっかけを作ってくれるリーダー的存在、話すハードルの低さや心理的安全性、他にも色々ある

  • イベントに申し込みが入るには、そのイベントに参加することで解消が期待されるペインを持つ人が存在していないといけない。これを実現できるイベントを企画するには、ユーザーの解像度を高く持っていないと難しい

  • (そもそもすぎるけど)どういう状態を目指したくて、コミュニティがそのためにどういう役割を果たすのか?何を目指すのか?がないといけない。でないと、コミュニティを成立させること、が目的になってしまうので、ぶれる

など複数の要素がないと成立しない(と個人的には思っている)からです。
そしてこれらが揃っていなかった(し、ここまでちゃんと考えれてもいなかった)のでなかなかコミュニティが成立しえなかったのかなと…( ^ω^)

当時(2024年2月~4月くらい)は当時で一生懸命考えていましたが、イベント何回もやってればなんとなくリーダー候補になりそうな人も見つかりそうだし、あわよくば自然にコミュニティが形成されていくのでは?くらいに思っていて、今思うと舐めすぎ!!!!!タイムスリップして諭したい過去の自分を

コミュマネはどういう存在であるべきなのか

前述のように成立させるのが難しいコミュニティというものを成立させるために、コミュニティマネージャーはどういうスキルやマインドを持ち、どうあるべきなのか?

というのを考えたとき、個人的にこれなのでは?と思っているのが
立ち上げ期のコミュニティにおいては、コミュマネは求心力のある存在であるべき、という考えです。

もう少し砕いて言うと、初期のコミュニティに人が集まる動機は、コミュマネの持っている何かしらの素敵な要素である、という状態がいいのでは?というあくまで私個人の仮説です。

この素敵な要素というのは人間的な魅力でも、持っている知識でも経歴でも人脈でもなんでもいいんですが、とりあえずこの人と繋がっていたら良さそうだぞ、と思ってもらえたら、まずコミュマネとユーザーの1対1の繋がりが生まれます。

その後、コミュマネが繋ぐなり何かしらのきっかけで、コミュマネを中心とした1対1の繋がりが横にも繋がります。
この繋がりの線が増えれば増えるほど強固なコミュニティになっていくのではないかと思います。

コミュマネを中心とした1対1の繋がりがない状態で、ユーザー同士の繋がりを作った場合と
コミュマネとの繋がりがすでにある状態でユーザー同士の繋がりを作った場合、
後者の方が当たり前ではありますが繋がりが多い分強固だし、もしユーザー同士の繋がりが継続されなかったとしてもコミュマネとは繋がっている状態を継続できます。

個人的にコミュニティを焚き火に例えて考えるのが好きなのですが、
今まではコミュマネというのはコミュニティという焚き火に常に薪をくべ続ける役割だと思っていましたが
そうではなく焚き火の中心で一番強く燃えている薪であるべきなのでは?と思い直したここ最近でした。

なので持っているべきスキルやマインドとしては

  • 何かしらの、この人と繋がりたい、話したいと思ってもらえる魅力(言うは易しの激ムズ)

  • コミュニティの中心として、コミュニティを愛し、一番楽しみ、真剣に考えること

  • 目の前の人との繋がりを大切にし、相手を知ろうとすること。真摯に向き合うこと

  • 目の前の人にとって何が価値になるか、助けになるか真剣に考えること(誰と繋いだらいいかを考える、ひいてはそれがコミュニティを形成する)

みたいな感じでしょうか。1個目が激ムズでそれ以降入ってこないわみたいな苦情は受け付けません

ちなみに、上記はコミュニティ立ち上げ〜初期における話を想定しており
強固な横の繋がりが増えてきたあとは、一部のユーザーが中心に寄ってくる状態が理想なのではないか?と考えています。

つまり、一部のロイヤリティが高いリーダー的ポジションのユーザーが生まれ、そのユーザーたちがそれまでコミュマネが担っていた役割を果たしてくれる状態です。
具体的には、複数のユーザーと繋がり、あの〇〇さん、のようにある意味コミュニティのシンボル的存在として認知され、〇〇さんと話してみたい、という状態になり、かつ本人も自主的に繋がり形成のためのイベント企画や発信などしてくれるようになったら超絶理想的だし、この状態のユーザーが複数人存在していればもはやコミュマネは必要ないでしょう。

そうなったらコミュマネはコミュニティの中心をリーダー的存在のユーザーに渡し、、、何をするんだろうな。その境地に辿り着けそうになったら見えてくるのかな!!
個人的にはよりコミュニティの場が価値のあるものになるよう、今までしてこなかったような新しいチャレンジをして切り拓いていくような活動をするのかなとか思ったりする

今年はこの個人的コミュマネ論の仮説が合ってるのか?の検証をしてみたいです。
そのために自分が何を優先して何を捨てるのかをちゃんと考えなくては、、、
※特技かつ習性がボール拾いのせいで気づいたらタスク量が大変なことになる

やらない後悔より、やって大成功

はいこのタイトルの由来わかる人全員友達

2025年も考えるよりまず動く、やらない後悔よりやって大成功〜!!ということで、このコミュマネ論も仮説でしかないからまた半年後にはミスったわ〜!とか言ってるかもしれないですが、それでも常に脳みそも身体も動かし続けて少しずつ前に進みたいです。

最近、なんでこの人に勝てないんだろう?と思ったときにそもそものスキルもあるが、まず思考量が圧倒的に違うなと思うことがあり
思考量は多ければ多いほうがいいなと思うので今年もたくさん考えて、noteもたくさん書きます。

そんな感じで2025年もよろしくお願いします!
𝑩𝑰𝑮 𝑳𝑶𝑽𝑬

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