夢の舞台
こんばんは。のぞみです。
いま、最終の新幹線でこれを書いてます。推しに会ってきました。
幻の、夢の、アリーナ。彼らにとっては、特別な場所。
FNTというアリーナツアーは、2020年に開催予定でした。わたしはチケットもとれていたのに、グッズも手元にあったのに、全公演がコロナ禍の影響を受けて中止に。
やりきれない思い、ということばを初めて芯から理解しました。やるせなくて、どうにかなりそうでした。絶望感や、不透明な未来への不安や、これからどうなってしまうんだろうという漠然とした恐れ。当たりどころのない怒りに、頭を抱えるしかなかった日々。
何度考えても、やっぱり一番つらいのは彼なんだろうと思うと、わたしが「悲しい」という気持ちを表に出すことすら嫌になってしまって。つらさを表に出さない、ライブオンラインへの意気込みだけを述べる姿に、なんだかすごく胸が苦しくて。
絶対に、アリーナの舞台に立たせてあげたい。
どうにかして、はやく。
きっとみんなが、そう思っていたと思います。
Fantastic Voyage、Back to the Memories、FAN FAN HOP、FAN FAN STEP、そしてFAN FAN JUMP。何十公演なんてもんじゃない、100公演以上もホールでのライブを重ねて、ツアーが発表されるたびに「まだホールか」という声がどこかで上がっている。そんな状態が悔しくてもどかしくて、自分の無力さにがっくりきて。どうしたらいいのかわからない、そんな日々を気づけばもう丸3年過ごしていました。
だから、今日は記念すべき日。
彼の夢が、またひとつ叶いました。
登場前のビデオで既に大号泣だったけど、出てきた瞬間その姿に時間が止まったような感覚。1曲目からほんっとに気合いを感じたし、きてくださっている方に終始目をやって、手を振ったり笑みを浮かべたり、その感慨深く幸せそうな表情がたまらなく愛おしくて。
翔太くんのネックレスを自慢げに掲げる、優しい表情にまた泣いて。
ああ、やっぱりわたしは、信じて待っててよかったな、って。
感謝の気持ちをことばにする彼を見て、「わたしが、ありがとうだよ」と無意識に声がこぼれていました。
諦めずにいてくれてありがとう。いつか絶対この苦しい日々が終わるって、先の見えない毎日に光を灯し続けてくれてありがとう。どれだけつらいことがあっても、こころの真ん中にはいつも大きなひまわりがある。
曲を聴けば、ダンスを見れば、声を聴けば、顔を見れば、ぽっとこころに灯りがともる。新曲、コレオ、アパレルブランド、ドラマや舞台でのお芝居、バラエティ番組出演、YouTube開設、新たな挑戦を積み重ねていく姿を見て、自分のことように嬉しくなれる。
わたしも来年になったら、こんなふうに、
そう思い続けられるのは、夢を追い続けられるのは、あなたが夢を追い続けているから。そのための努力を、人一倍重ねているのを知っているから。もって生まれた才能を、もっともっとと育てていくのを見て、わたしも努力を惜しまない自分をすきになれたから。
結局、ずっと笑っててくれたらそれでいいんだと思います。いつも、いつまでも、自分らしく幸せを追求してくれたら、それで。
やっぱり、ありがとうはこっちの台詞だよ。
いつもありがとう。
これからも、一緒に夢を叶えていきたいです。
宇宙イチのあなたへ。
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