Q.ストレスとニキビの関係は?
おはようございます。
のぞみはりきゅう院、はりきゅう師の栢森結希(かやもりゆうき)です。
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前回は生理前とニキビの関係についてお話ししました。
本日は続編として、ストレスとニキビの関係についてお話ししていきます。
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① 男性ホルモン(テストステロン)
ストレスを受けると、男性ホルモンが分泌されます。
男性ホルモンには、皮脂腺を活発にさせる作用があり、肌表面のテカリやベタつき、ニキビがひどくなります。
皮脂が過剰に分泌されると、毛穴に皮脂が詰まりやすくなります。
結果、ターンオーバーが乱れて、肌細胞の再生が正常に行われずに古い角質が剥がれにくくなるのでアクネ菌が増殖してニキビができてしまいます。
つまり男性ホルモンは、肌をニキビができやすい環境にしてしまううえ、ニキビが治りにくい状態にしてしまいます。
② ストレスホルモン(コルチゾール)
また脳がストレスを感じると、ストレスホルモンが分泌されます。
ストレスホルモンは、血糖値や血圧を上げ、免疫を調整するなどの働きがあり、実はストレスに対抗するために大切なホルモンです。
しかしストレスホルモンが増えると、潤いのももとであるフィラグリンが減少してしまいます。
結果、コラーゲンやエラスチンの合成を抑えてしまうのです。
また、コラーゲンと並んで水分の保持に必要なヒアルロン酸の合成を抑えてしまいます。
つまり、ニキビだけではなく、しわやたるみ、肌の乾燥を招いてしまいます。
出典:上原恵理『医者が教える 人生が変わる美容大事典』
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私自身、自分のストレスにとても鈍感です。
ストレスがゲームのパラメーターのように数値で現れてくれれば…と幾度も考えたことがあります。
肌や体調として良くない変化になってしまう前に、睡眠をしっかり摂ったり、自分の好きなことをして上手にストレスを発散していきましょう◎
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はりきゅう師 栢森結希