Q.美肌の大敵「睡眠不足」の加齢によるメカニズムは?
こんばんは。
のぞみはりきゅう院、はりきゅう師の栢森結希(かやもりゆうき)です。
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布団の誘惑に負けそうになる時期がやってきました。
みなさん、良質な睡眠は取れていますか?
美容と健康に大きく影響を及ぼす睡眠。
過去の記事でも質の良い睡眠についてはお話ししましたが、また別の著書から睡眠と肌の関係についておさらいしましょう!
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睡眠のからだへの作用
寝ている間、脳内では日中の記憶が整理され、体内ではたまった老廃物が排出され新しい細胞がつくられています。
睡眠はからだをリセットする大切な役目を持っているのです。
とりわけ、入眠直後の4時間に分泌される成長ホルモンは、新陳代謝を助けてからだに受けたダメージを修復します。
過去の記事はこちら🔽
睡眠の肌への影響
また、成長ホルモンは肌の細胞分裂や再生を促し、ターンオーバーをスムーズに行うことから、睡眠は肌にとっても重要です。
睡眠時間が極端に少なかったり、眠りが浅く夜中に何度も起きるなど、睡眠の質がよくな場合、ターンオーバーのサイクルが延び、古い角質やメラニンが肌に長時間溜まることによって、くすみやシミの原因となってしまいます。
加齢と睡眠の関係
脳内の松果体(しょうかたい)という部分から分泌されるメラトニンは良質な睡眠をもたらすことから「睡眠ホルモン」と呼ばれています。
抗酸化作用を持つため、活性酸素を取り除き細胞の新陳代謝を促し、病気や老化の予防に大きく働きます。
しかし、メラトニンの分泌量は、加齢とともに減少していきます。
「年をとると眠りが浅くなる」
「朝早く目覚めてしまう」
などと言われているのは、メラトニンが関わっています。
ただし、食品によってメラトニンを増やすこともできるのでご安心を。
「トリプトファン」という必須アミノ酸を多く含む、豆類や大豆製品、乳製品、肉、魚、バナナ、ナッツ類をなどを食べることで、メラトニンの材料となる「セロトニン」が増え、結果的にメラトニンの分泌量を増やすことができます。
出典:糸井由里恵『お医者さんが教える老けない習慣』
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はりきゅう師 栢森結希