2月のだいたいな日記
定期的にくる、めちゃくちゃてきとうな文章を書きたい気分。
そういうときこそ日記じゃないかと思い立ったけど、何日になにをしたのか正確にはおぼえていないので、だいたいな日記を書く。
2月のいつかの週末その1
まずはおいしかったお店のことを書こう。
知人に連れて行ってもらったこのお店がめちゃくちゃおいしかった。食べたいものが多すぎてオーダーを決められない幸せに出会えるお店。
旬の食材を使ったメニューは、季節でメニューが変わるんだろうなと予感できて、食べる前からわくわくする。
クレソンとエリンギのサラダは無限に食べられる味だった。クレソンの香りがいいし、エリンギの歯ごたえがよくて食べ飽きない。家でもつくれたらなぁ。
海老ワンタンの皮のもちもち感もすごい。小あじの唐揚げスイートチリソースとかナス味噌とか里芋と舞茸のグラタンとかも食べた。他にも食べたんだけど、飲みすぎて忘れてしまった。でもぜんぶおいしかった。
〆のドライカレーがまためちゃくちゃおいしいくて、カレー専門店のレベルだった。
ただひき肉を炒めても、こんな複雑な味には絶対にならない。スパイスがきいてて苦みもあって、深みのある味。密度がすごい。ぎゅっとしていて重いくらい。お酒にもめちゃくちゃあう。これが1,200円なのはすっごく安いとおもう。
この日は寒いから誰も頼まないって理由でメニューになかったんだけど、刺身こんにゃくがおいしいらしい。
刺身こんにゃくがおいしいお店って聞いたことがないから余計に気になる。ぜったい食べてみたい。あと刺身こんにゃくの売れ行きに気温が関係あるとは知らなかった。ほんとなの?
このお店、レシピ本を出していることにいま気付いた!
どの料理もシンプルなのに、自分ではまったく再現できそうもない深みがあった。本を買えばわかるのかもしれない。買っちゃおうかなぁ。
すきなお店のレシピ本はつい買ってしまう。サプライのレシピ本ももちろん買った。
2月のいつかの週末その2
なぜか恵比寿のゲイバーに行く機会があった。店名は覚えていない。
細かいことは置いておいて、とにかく元気に明るくふるまうことは、それだけで相当価値がある。同じ空間にいるこっちまで元気になれる。雰囲気をよくするプロのお仕事を見た。
みんな会話の反射神経がすごい。標準語でもあのテンポをつくりだせるのってすごいことな気がする。
あとシャンパンに氷を入れて飲むという文化をはじめて知った。40歳になっても知らないことは山ほどある。
あ!!
いまはお休み中のだいすきなPodcast、そうだゲイにカミングアウトの再開はもうすぐじゃなかったっけ?毎週のたのしみだったから、どんなかたちでも再開してほしい。
2月のいつかの週末その3
まもなく脱サラして漁師になるという友人と飲む。
30代なかばで地方に移住して一次産業に飛び込むのは、正直かなりかっこいい。
決断はかっこいいけど、あいかわらずノリは軽い。話してる内容も軽い。深刻な話がはじまったと思ったら、結論がめちゃくちゃ軽い。でも軽いからフットワークも軽いのかもしれないと考えさせられた。
夏になったら遊びに行って、漁師がとった海鮮でバーベキューをやろうと思う。
3軒はしごして、不毛な会話をくりかえした。
軽かったなって印象以外、なにも覚えていない。
2月のいつかの平日その1
友人の友人がいっぱい集まるBarに行く。つまりほぼ知らない人たち。
その中に、Tinderで出会って間もなく結婚するというカップルがいた。
カップルの男性はTinderの中でめちゃくちゃ誠実にふるまうと無双できるという話を教えてくれた。女性はTinderではじめて会ったのが、その結婚する男性。ものすごく見極めていたらしい。すごい打率だ。すごすぎない?
どっちにも有料note書いてとすすめておいた。
2月のいつかの平日その2
高円寺のちんとんしゃんというお店に行く。
とても上品な女将さんが着物で接客をしてくれる。カウンター中心で、ちょっと薄暗くて、旅行に来たような気分になれる。
お客さんも、着物で来る方がいたり、おじいちゃんたちが楽しげにしていたり、若者がふらっと来たり・・・とっても多様。女将さんの接客の様子をみているだけで楽しい。
最初に出してくれるおつまみセットがまたおいしかった。4品くらい盛られていて、どれもお酒にあう。追加で頼んだ日替わりおつまみは、おでん、揚げナス、チリビーンズ。この雰囲気でチリビーンズが出てくるのがまたよかった。
お店で落語が開かれたりもするらしい。今度は一人でふらっと行ってみたい。
帰り際に女将さんがほぼ同年代だと分かって驚いた。あんな気品どうやったらだせるんだろう。着物きたらだせるんだろうか。
気品について考えさせられた。
ものすごくダラダラと日記を書いていたら眠くなってきたので寝ます。