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ファシリテーションの講座に参加した23歳の話
2022年7月16日、日本ファシリテーション協会(以下FAJ)主催の、"ファシリテーション基礎講座"に参加してきた。
その参加レポートを残そうと思う。
参加のきっかけ
そもそも、なぜファシリテーションなのか。
去年の春頃、母がファシリテーションについて勉強した方がいいよ、と言ってくれたことから始まる。
母が会議に出席した際、ファシリテーターとして参加した方がいた。
それに感銘を受けた母は、これから社会人になる私にファシリテーションの勉強を勧めたのである。
私は当時大学4年生になった頃で、就活も終わったしそんなに勉強する気もなかったので、そうね〜〜くらいに思っていた。
そこから一年が経ち、私は社会人になった。
ファシリテーターとしての力の必要性はまだ感じていないが、どこかでは役に立つだろうと思い、参加に至った。
ファシリテーターとは何かということも知らなかったが、思い立ったが吉日!と思い、参加を決意した。
ネットで軽く調べ、上の方に出てきたFAJの講習に参加することに決めた。
ファシリテーション講座〜当日
ファシリテーションというものそもそもを知らなかった私は、どんなことが始まるんだろう〜という気持ちで参加した。
朝10時から始まり、5人グループが3つ集まる。
私と同じグループは、大学教授の方、エンジニアの方、不動産関係の方が2人であった。
参加者の皆さんはどの方も積極的で、経験豊富な方ばかり(年齢層は上の方)で、ファシリテーション以外の話もたくさんできて楽しかった。
先生は、元市役所員のファシリテーターの方だったが、恥ずかしながら、私はファシリテーターという職業があることを知らなかった。
それを知れたのも今回参加してよかったことかもしれない。
講座自体は18時半まで行われ、各部で順番にファシリテートするのに必要なスキルを実践しながら紹介するというものだった。
ファシリテーションに必要なスキルは、
場のデザインのスキル
対人関係のスキル
構造化のスキル
合意形成のスキル
であるという。
場のデザインに関しては、インターンでのミーティングでやっていたことにも通ずるものもあった。ミーティング前のアイスブレイク、チェックインなどだ。また、会議の目的や進め方について先に決めることの重要性を学んだ。
対人関係のスキルについては今まで自分が気を付けてきたようなことであって、傾聴の大切さを学んだ。
構造化については、曖昧さを明確にするための「ファシリテーション・グラフィック」という議論を図にする方法を学んだ。
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漢字を間違えていて恥ずかしい笑
そして最後は合意形成として、「納得感」をみんなが得られるように会議をまとめるスキルを学んだ。対立は悪いことではない、これをどのようにしてまとめるかがファシリテーターとしての腕が試されるのである。(多分)
今回の講座に参加して
ファシリテーションとはなんぞや、というところから始まった今回の講座で、私は会議に1人ファシリテーターがいることの重要性と、会議の進め方について学ぶことができた。
ただ、ファシリテーターはファシリテートすることに専念しなければならないということもわかった。
会議でファシリテーターとして振る舞うことはないかもしれない。
けれど、必ず訪れる会議という場面で、今回学んだことを活かしてより円滑に進められるように自分が学んだことを活かしていきたいと思う。