こんな先生に会いたかった―って50回思ったけど、まだ足りない。
昨日からキナリ杯応募作品を読んでいます。
すーげぇ、面白い。当方、エピソードの特異性よりも、筆力、オリジナリティが高いものに膝を打つタイプです。
今日もハートをブチ抜かれた2作品をご紹介。
★今日のお気に入り★
タイトルだけ読むと、真面目な話かなー?と敬遠しそうになりますが、ちょっと待って。これは読まないと損するヤツだから。特に、「学生時代国語が好きだった」「先生と素敵な思い出が欲しいと今でも思う」そんなあなたは即クリック。(ストライクゾーン狭めてる?)
読み終えた人がM先生に惚れるのは前提として、著者であるzooさんも大好きになってしまうと思う。いいなーこんなお母さん。(ローマ字の綴りも怪しい母上に育てられたので、一緒に楽しんで勉強してくれる家族がいる人が羨ましい。大人になってから、母にはローマ字変換シートをあげた。)
エピソード自体は特異的なものではないのにこんなに面白いのは、ひとえにzooさんの妄想力ゆえだろう。文章構成が巧みで、最後までノンストレスで読めてしまった。
★今日のmostエモいで賞★
こちらもタイトルを見た段階で、「????」情報量多いな、理解できるかなと不安になってしまったけれど。大丈夫。ちょっとひねくれてるけど、むっちゃ人好きのエモいお兄さんだった。(個人の感想です)
何かに熱中することがないと書いていらっしゃるわりに、物選びの視点が「人好きの鏡」みたいだし、ビールへの愛も人並み以上に見える。あと、言葉選びがかわいい。でも、感情任せに書いた文章ではないだろう。パラグラフの最後は広告のコピーみたいにシャープな結論が用意されていたりする。
背景のある物との出会いを大切にしていて、物づくりが得意で、エモい文章がかけて、お酒好き。モテ要素しかない。いいないいな。羨ましいな。制作会社勤務歴ありと聞くと、燃え殻さんを連想してしまう。
ブリューパブリストにあるお店では、唯一うしとらだけ行ったことがある(変わり種ポテサラの記憶しかない)。T.Y.HARBORは時間がなくて内装だけ見てうっとりして帰って来たお店。(運河をのぞむ恐ろしいほど良いロケーションなのですよ)
お酒飲む機会もほとんどないけど、出かけたくなってしまった。(国分寺のガンブリヌスも行ってみたいんだよなあ。ここはクラフトビアカフェなので、ブリューパブじゃないか。)
以上。本日も楽しく読ませていただきました。
6/5のお品書き(12本)
・飯田橋で過ごした新卒3年間の思い出(夕凪さん)
・「私の小さな平和 南アフリカ諸国にて」(あつみさん)
・大学時代に中国留学したけど、中国語ではなくトラブル解決のやり方をしごかれた話(まえちゃん@台湾トラベルブロガーさん)
・"本"が出来るまで7 〜雨は五分後にやんで〜(野口 桃花さん)
・息子の学校の国語の先生に伝えたい想い(zooさん)
・SEXチャンスがなくとも下着はちゃんとしたものを身につけないと死ぬ程後悔する。(もちもちおもちさん)
・母親とコミュニケーションがとれない(たかもにさん)
・【一旦公開用】ほんとにほんとに最終_精査済【FIX2】ほんとに最終【FIX】最終版_竹本チェック済_ブリューパブリストv7(たけもとけんた@カメラとお酒と広告さん)
・相談相手は父の手帳(皐月さん)
・エビに負けた男(ゆずまるさん)
・刻み付けること(どすこいマッチョさん)
・言葉を変えたら、心が変化した話(あかしさん)
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?