青霞 進一(あおがすみ しんいち)

しがない語り手。日々を過ごしていて感じたことを中心に作品をつくることが多いです。 不定期更新ではありますが、是非楽しんでいってください!(名前を変更いたしました)

青霞 進一(あおがすみ しんいち)

しがない語り手。日々を過ごしていて感じたことを中心に作品をつくることが多いです。 不定期更新ではありますが、是非楽しんでいってください!(名前を変更いたしました)

最近の記事

名前を変えたわけ

こんにちは、お久しぶりです。今回は少しブランクが開いてしまったのでリハビリも含めての雑談回です。 時間がたつのは案外早いもので、「今日こそは進めるぞ…!」なんてことを思っているうちに以前の投稿からもう1カ月が過ぎていました。恐ろしや…。 皆さんはこの1か月の間、いかがお過ごしだったでしょうか? あまり外出することがなかった3カ月がいきなり終わってすぐに日常に戻る、とは中々いかないですよね。というのも私もその一人でして、まず全体的に体力が落ちていました。もう就寝前なんて筋

    • 小説「ランダム・ライフ」第1話

      「……。…きてください。…さん起きてくださいよー」 誰かの声がする。 誰だろう、聞き覚えはないんだが…。 ん? ちょっと待てよ? 寝ぼけた頭で思考する。 ‘‘聞き覚えのない声‘‘だって? 僕は急いで起きて、周囲を確認する。 どうやら今いるのは円形の部屋らしく、壁際には本がびっしり詰まった本棚が所せましと並んでいて、部屋の中央には1つの机と、それに向かい合うような形で椅子が2つ置いてあった。 そして。 僕の向かい側の椅子には、パンツスーツ姿の女性が1人座って

      • 近況報告 その2

        皆さんこんばんは、しらたまです。 長期間にわたって更新することができず、申し訳ありませんでした。 原因として以前の近況報告にも記載したストレスもあるのですが、最近では何事をするにも意欲が湧かなかったり、元来もっている自己嫌悪の念がより一層強くなってしまったりなどということが頻繁に起き、何をするにしても手がつかない状態が続いていました。 今現在は多少マシになったように思うので、今後は、以前通りの頻度とはいかないかもしれませんが精進してまいりますので、どうか応援のほど、よろ

          近状報告

          皆さんこんばんは、しらたまです。 まず最初に、3月中に投稿すると言っておきながら出来なかったことについて謝罪いたします。申し訳ございませんでした。 主な理由としてはストレスが原因かと思われます。 近頃のコロナ騒動により、イレギュラーな事態が度重なり少々生活に支障がでる等もあって、体調は大丈夫だったのですがなかなか執筆できる精神状態ではありませんでした。 今から思えば、いわゆる『コロナ疲れ』というものだったんだろうなと思います。 今現在、少しは気持ちが落ち着いてきたこ

          皆さんお久しぶりです。しらたまです。 私事なのですが、仕事が忙しくなってきたこともあり3月上旬ほどまで更新が途切れがちになりそうです。 しかし、ペースが遅れる分、しっかりとした内容のものを作り上げていくので、どうか楽しみに待っていただければ幸いです。 よろしくお願いします。

          皆さんお久しぶりです。しらたまです。 私事なのですが、仕事が忙しくなってきたこともあり3月上旬ほどまで更新が途切れがちになりそうです。 しかし、ペースが遅れる分、しっかりとした内容のものを作り上げていくので、どうか楽しみに待っていただければ幸いです。 よろしくお願いします。

          短編小説「心の距離」

          私は目の前の光景を見て驚いた。 いや、驚いたというより『寂しさを感じた』といった方がいいのかもしれない。 とにかく、何ともいえない空虚感に襲われた。 ただ、胸の奥にずっしりと重くのしかかってくるような感覚。 この虚しさの招待自体はハッキリとしない。 だが原因は分かっていた。 それは、確実に今目にしている光景のせいだろう。 それは帰宅途中の電車内で起きたーー。 午後5時32分。 A町行きの特急電車が時刻表通りに到着する。 車内は休日の午後のわりに結構すいてい

          皆さんあけましておめでとうございます、しらたまです。 私事によりご挨拶が遅れてしまい申し訳ございません。 今年も不定期更新ではありますが、一つ一つの作品を丁寧に作り上げていくので、今後とも応援のほど、よろしくお願いします。

          皆さんあけましておめでとうございます、しらたまです。 私事によりご挨拶が遅れてしまい申し訳ございません。 今年も不定期更新ではありますが、一つ一つの作品を丁寧に作り上げていくので、今後とも応援のほど、よろしくお願いします。

          皆さんこんばんは、しらたまです。 なんとか仕上げることができました! 今回の作品は少々長くなったのですが、お時間のある時にでもぜひ楽しんでいって下さい! それでは皆さん、残り時間わずかですが良いお年を! 今年一年間、ありがとうございました!

          皆さんこんばんは、しらたまです。 なんとか仕上げることができました! 今回の作品は少々長くなったのですが、お時間のある時にでもぜひ楽しんでいって下さい! それでは皆さん、残り時間わずかですが良いお年を! 今年一年間、ありがとうございました!

          あの日あの時、本気で言ってくれたあの人へ

          ① 「ねだってばっかいるんじゃねぇ!」 この言葉は僕に突き刺さった。 深く、深く、心の奥底までずっぷりと。 だが、それを言われてもあまり不快には思わなかったし、ましてや腹が立つこともなかった。 むしろ痛いほど現実を突きつけられたことに納得すらしていた。 そう、これが現実。 それにこの現実を作り出したのは、他でもない自分自身なのだから・・・。 ② ことの発端は11月25日の朝、すなわち今朝のことだ。 僕が学校をサボってしまったことから始まる。 「行ってきま

          あの日あの時、本気で言ってくれたあの人へ

          お久しぶりです、しらたまです。 現在執筆中のものが、あと少しで完成です。 来年に持ち越さないよう、頑張らなくては・・・!!

          お久しぶりです、しらたまです。 現在執筆中のものが、あと少しで完成です。 来年に持ち越さないよう、頑張らなくては・・・!!

          僕はエシディシだった。(一部ネタバレ注意)

          自分はエシディシだった。 唐突にこのようなことを発言すると妙に思われるかもしれないが、そう気づいた時はとても納得がいった。 言い忘れていたが、ここでのエシディシとは漫画「ジョジョの奇妙な冒険・第二部・戦闘潮流」(作/荒木飛呂彦)においてのエシディシである。 彼について簡単に説明すると、立場は主人公に立ちはだかる敵集団の幹部ということになるのだが、特筆すべきはここではなく性格面である。 彼は精神的に追い詰められた際に、他の創作物の敵キャラにはあまりあり得ないような方法で

          僕はエシディシだった。(一部ネタバレ注意)

          小説「おんなじもの」

          「お客さん、なんでまたこんな古いもん使おうと思うんだい?新しいもんに買い換えればいいんじゃねぇか?」 僕は、さっき店主に言われたことを思い出す。 今は〇〇電機を訪れた帰りで、午後5時を少し過ぎたくらい。 店に行った理由は、とある商品を修理してもらうためだ。 その商品というのはデジタル時計のことだったのだが、この商品は他の元ちょっと違う。 というのも、25年前の旧型で、既に販売終了となっている代物だった。 そのため、今のものと違い機能も少なく、誤作動も多発していた。

          お知らせ お久しぶりです、しらたまです。 諸事情あって、最近、投稿ができていませんでした。 先にお知らせできていなくて、すみませんでした。 来週か、遅くても再来週ごろには活動を再開いたしますので、温かい目で見守っていただけたら幸いです。 どうかよろしくお願いします。

          お知らせ お久しぶりです、しらたまです。 諸事情あって、最近、投稿ができていませんでした。 先にお知らせできていなくて、すみませんでした。 来週か、遅くても再来週ごろには活動を再開いたしますので、温かい目で見守っていただけたら幸いです。 どうかよろしくお願いします。

          短編小説「時間と時短」

          ガチャ。ガチャ。キィー。 少し立て付けの悪い扉が、音を立てて開く。 「ただーいまー」 まぁ、1人暮らしをしているのだから返事があるわけもないのだが。 “雀百まで踊り忘れず”とはよく言ったもので、習慣になったものは中々忘れないらしい。 今日は休日で大学は休み。いつもなら学食で昼食は済ましていたが、そういうわけにはいかないので、急遽スーパーに行ってレトルトカレーを買ってきた次第である。 手を洗い、部屋着に着替え、キッチンへ。 相変わらず調味料が少ない殺風景な台所だが