特急「しまかぜ」と外宮と内宮と。番外編その1
いろんなことが琴線に触れ、貴重な体験をした一日。
宿へ戻るにはまだ早い時間だけどどうしようか?
とりあえず、内宮のバス乗り場で伊勢市駅行きのバスを待つ人の列に並び、グルメの情報や近鉄の路線図を眺めながらバスを待つことにしました。
待つこと5分程でバスが来たので乗り込み、伊勢市駅へ向かいます。
今日ガイドさんに習ったことを反芻しながら車窓を眺めていると、ちょっとだけ交通渋滞に巻き込まれながらも、ほぼ時間通りに伊勢市駅に到着。
駅構内の案内板や観光情報を眺めながらあれこれ思案すること約10分、近鉄名古屋まで特急で2時間で行ける事が分かり、今夜のご飯は名古屋で食べることに。
これまた独特なスタイルの「アーバンライナー」と呼ばれる車両に乗り、一路名古屋へ向かいます。
すれ違う近鉄の車両を堪能しつつ、いくつかの停車駅を経て大きなターミナル駅の地下へ滑り込み、終着駅であり始発駅でもある近鉄名古屋駅に到着。
全く土地勘がない名古屋、駅周辺の飲食店を検索するため近くにあったマクドナルドでアイスティを注文。
iPhoneを充電しながら食べログで検索開始です。
あれこれと検索するも、こと食べ物に関しては保守的な私、名古屋といえば味噌カツ、味噌カツといえば「矢場とん」なのかなと、今夜は矢場とんで味噌カツを食べることに。
駅ビルにある「矢場とん」を覗いてみると結構な混雑具合。
スタッフが私に気付き
ス「おひとり様ですか?」
私「はい、すぐ座れます?」
ス「カウンターでよろしければ空いております」
カウンター席に通され、とりあえず生ビールを注文し、メニューを眺めることに。
味噌カツを食べるのは初めての私、イメージ通り味が濃そうなビジュアルの写真がズラリ並ぶメニューの中から、鉄板に味噌カツが乗った定食を注文することに。
2杯目の生ビールを飲みながら待つこと10分少々、思ったよりボリュームがある定食が目の前に。
イメージしていたのとは違い、フルーティでコクがある味噌ダレが、ジューシーで甘い肉によく絡み、ご飯がすすむススム。
こうして私は味噌カツデビューを果たしました。満足満足。
再び「アーバンライナー」の乗客となり、宿がある伊勢市駅へと向かいます。
通勤特急の役割もあるのか、ビジネス客っぽい人が1駅2駅ごとに乗ってきたり降りたりを繰り返しながら、伊勢市駅へ到着しました。
こうして、内容の濃い1日が終わり伊勢の夜は更けていきました。
明日の帰りのルートはどうしようか?などと考えているうちに眠りに落ちました。