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多分 まだ人生を諦めてないだけ

久しぶりにnoteを開くと前回の記事『終わりと始まり 巡る季節に』が勉強のハッシュタグで先週一番読まれましたとメッセージが来てびっくりした。全然勉強について書いてないんだけれども。でもうれしかった。

わたしが今抱えている不安や不満、恐れは多分、自分が常に社会に評価されていないと感じているからなのだろう。まるで慢性的な疾患みたいにここ数年ずっと思っている。テスト勉強に振り回されなくなったら、たくさんnoteを書いたりやりたいことをできるのにと思っていたのになんでこんなになにもやりたくなくなるのか。

子どもを産んでから、特に2人目、3人目の後は自分のために何かをする時間は特別なものになった。育児も仕事も自分らしく生きている女性など幻想だと何年もかけて咀嚼し理解したと思ってもまだ納得はできていないのだろう。

どこかにもっと自分を表現できる何かがあるはずだという幻想を捨てられないままこの年まで来てしまった。長女が「ママになったら大学に行くんだ」と言っているのを聞くと、普通のママは大学には行かないんだよと訂正したくなるが黙っている。とりあえず木曜に出るテスト結果までは不安も相まって何も手につきそうにないので、何もしないをすることにしよう。

なんとなく落ち込んでることを東京に住んでいた時から仲良い友人、正確には子どもを通して知り合ったママ友にLINEでつぶやいたところ「全然参考にならないと思うけど、わたしは正直男の人に甘えることが一番癒されるから、今回初めて女風を体験したよ。25,000円もかかった!いろいろ思うとこあったけどいい経験だった」と来て思わず吹き出すと同時に泣けた。

男性からの強い愛情をアイデンティティのように求める友人は夫側からのレスであり、愛情表現も少なく進行形でずっと夫婦関係に悩んでいる。育児には積極的で家族としては機能しており、実家に頼れず育児している2人には離婚の選択肢はすぐに難しい。

誰にも伝えてない秘密を共有してくれてありがとう。見えないだけで思うようにならない現実をみな必死に生きている。それだけでなんか泣けるし元気がでるな。

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