動画時代は英語を使う・勉強するのが盛り上がってるぞって話。
ロゼッタ・ストーンが英語禁止令(正確には外国語禁止令)を打ち出したのが話題になりましたね。
本当に英語を使わなくてもやっていけるのかしら?と、英語が苦手な方には夢のような話ですね。
僕も本当であれば、外国語なんて勉強したくない。
でも残念ながら勉強しなくていい、なんていう時代は未来永劫来ないと思って諦めたほうがいいでしょう。
ロゼッタは、あくまで「仕事上」の英語は不要としているのが味噌。それも、1:1だと思われます。英語母国語の話者5人と日本語母国語1名のミーティングを想像してみてください。同時通訳されたって誰が何言ったか混ざっててわからんぞ?
そして、一般の生活の中ではどうだろうか?確実に英語が必要だしそうなってきているよね。それが今回の記事のテーマです。
動画では英語を使う・勉強するのが盛り上がってるぞって話。
英語の勉強といえば、英会話?
それは太古の話です。2007年10月にNOVAが多額の負債を抱えて倒産して以降、当のNOVAが復活だ!みたいな話もありますが日本国内の英会話ビジネスの市場規模は頭打ち。オンライン英会話だって市場規模の数%止まり。
(NOVAの復活話もまたどこかでしたいね!)
これは日本の学習人口が減っているんだからしょうがない。増える余地があるとしたら未だ開拓余地のある幼児対象の英語教育。ただそれも限界があるよ。人口という母数が増えてないんだから。
そんな中、そうはいっても熱気あふれる市場となっているのは、SNSでの英語学習でしょう。特に音声・動画系のSNSが流行ってからは、これらSNSを通じて英語に触れていない学生がいないといっても過言ではないのでは?と思えるぐらいの盛況ぶり。
Eigoooブログでも取り上げましたが、TikTokerで英語系のアカウントはバカスカ立ち上がっていて、アメリカと日本での表現の違いを面白おかしく教えてくれる Kevin’s English Room / 掛山ケビ志郎 などは70万フォロワー超え。
どれだけ日本の中学〜大学生が影響を受けてるか計り知れない。
僕もKevinは大好きで、よく見ています。
ランキングはこちら↓
英語系人気TikToker(ティックトッカー)ランキングTOP20!勉強に役立つインフルエンサーまとめ【2021年最新版】
勉強だけじゃないよ。あなたのタイムラインが英語化する。
これらSNSプラットフォームは、当たり前だけど日本産ではないし、日本人よりも海外ユーザーの方が圧倒的に多い。それはもう1000倍近く多い(数は適当)。
オープンソーシャルなSNSで、CGMで、投稿されるコンテンツの国境の区切りが曖昧になってくるとどうなるか。
当たり前のように自分のタイムライン、フローが英語、中国語、韓国語、スペイン語、アラビア語、ロシア語?で侵食されるんです。
(ロシア語だけ確信がもてないっす。あれは何語なんだろう。)
現状、僕のタイムラインは7:3で英語(もしくは外国語)です。どうしてそうなるかはtiktokのアルゴリズムに聞いてくれーという感じですが、日本語のコンテンツより母数の多い投稿を勝ち残ってきた外国語のコンテンツがレコメンドされているので、質も高いし面白い。
そりゃそうなるよね、と。
この流れは当面続くでしょう。
島国の日本に住んでいる人にとって、外国とここまで近いのはオリンピック開催国になる以外だと、長崎の出島以来ではないかなと思えるぐらいの英語との距離感です。
僕はここに明るい未来を見ています。
ただ、公教育機関にとってプラスかどうかは不明です。
なんせ、学校で教えている英語はク○って、公に発信しているネイティブ・帰国子女系インフルエンサーがわんさか同時多発的に高質なコンテンツを展開しているわけだから。
先生はたまったもんじゃないと思います。
ちなみにKevinはそんな”直接的”なことはいいません。彼はアホに見せかけて、実にコンプラ意識の高いジェントルメンです。好き。
さて、冒頭の「英語禁止」に戻ります。
職場でもどこでもいいのですが、翻訳ツールを使って英語を日本語として普段処理していた人が、この動画時代に、多産多消「未翻訳」の動画コンテンツの暴力に耐えられるでしょうか?
動画も翻訳されるのでは?っという声が聞こえてきそうですが、高度にハイコンテキスト化された30秒の短動画を翻訳できるならしてみてくれという感じ。
日本の短文系文化(和歌、俳句)を機械が翻訳できると思いますか?どう考えてもできないですよね?今の動画はそのレベルまで来つつあるのです。(約390年間続いた平安時代に最盛期(諸説あると思いますが)を迎えた和歌・俳句の文化に現代のコミュニケーションが近づいていると思うと感慨深いです。)
多産されるコンテンツを多消していく中で意味を発見する形のコミュニケーションをとるのが今のSNSコンテンツといえます。
日本語コンテンツの終わりの始まり
当たり前ですが、日本語のコンテンツはどんどん減っていく、英語のコンテンツはどんどん増えていく。
どこかで、きっと近い未来、英語を公用語とした日本人が、日本語話者の人数を維持するために勉強する時代がきますよ。少なくとも僕らの孫世代では英語、中国語が主要言語になってる未来に1億ペリカです。
でも、英語を勉強したくない勢の皆さん、まだ希望はあります。
もしかしたらウェアブルで同時翻訳が可能な、ミリ秒も遅延のない、しかも電池が切れないスーパー同時翻訳マシーンができるかもしれない。
それを体感できる韓国映画「スペース・スウィーパーズ」おすすめです。Netflix で見れますよ!多言語が同時多発的に飛び交ってる感じが未来です。
あ、そうそう。他のSNSもまとめたので参考までにどうぞ。
英語系インフルエンサー多いでしょう?
≫第一弾記事:英語系人気YouTuberランキングTOP20!【2021年最新版】
≫第二弾記事:英語系人気InstagramランキングTOP20!【2021年最新版】
≫第三弾記事:英語系人気TwitterランキングTOP20!【2021年最新版】
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