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気持ちがうれしい

卒業式から2週間程度ですが、卒業生が立ち寄ってくれた。県外の大学に進学するので、引っ越し前に会いに来てくれたとか。そんなこと、言ってもらえるだけで嬉しいもんです。2年前に右も左もわからないまま、担任として彼らの前に立つことになり、手探りのまま2年間彼らの担当させてもらって、今でも「あれでよかったんだろうか」と振り返る毎日です。

今日来てくれた彼らから「やっぱ、さみしいっすか?」と言われると、さみしいなぁと思う気持ちよりも、これから大丈夫かなぁと心配な気持ちが共存してるなぁと、卒業生の姿を見て感じました。自分が通っていた高校とは異なり、生徒と教師の距離が近いと感じていたからなのかもしれません。子離れできない親のように、生徒離れできない教師なのかもしれません。彼らから卒業できてないのが私。早く卒業したい!

と、言っても彼らは旅立ってしまったので、私は遠くから見守ることしかできないのも事実です。だからこそ、私を含めた教員のことを慕って会いに帰ってきてくれる気持ちがとてもうれしかったですね。

来てくれた1人の卒業生が自分の進学する大学の資料請求ハガキにこんなメッセージを残してくれました。えぇ、心配ですよ。こんなお調子ものですから。でも、こんなこと私の眼の前で書いてくれる気持ちがあれば、どこでもやっていけるね、とも感じてますよ。

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