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新年度が始まった件

さて、新学期が始まり、卒業させた生徒たちの担任から、新しいクラスの担任となりまして、新たな気持ちで臨まないといけないなと心新たにしているところです。

高校生を教えるようになってより感じているのは、彼らが社会に出たときに、やりたいことをやらせてあげたい気持ちはもちろんあるのですが、それ以上に「まず、自分のメシ代ぐらいは稼げるようになってくれ」と。ライフワークだけじゃなく、ライスワークを手にして欲しいと。

そうなるために、どういったアプローチをしていけばいいのかを、この半年ぐらい考え続けていますが、「ものの見方を意識させる」必要があるのかなと。カナダの国旗は、見方を変えれば、白い2人の人が怒っているようにも見えます。ひねくれているではなく、そういった見方をしてもいいのではと。

自分の状態が現時点でどうなっているかを、他者からの視点や客観視することで、見えなかった自分を意識して、革新していくことができないだろうか。同じように毎日を過ごしていれば、同じ日々がただただ過ぎていくだけ。

「もし今日が人生最後の日だとしたら?」それでよいのでしょうか。始業式での校長先生のスピーチにあった「一刻生涯」という言葉。スティーブ・ジョブズのスタンフォード大学での卒業式スピーチにあった「If today were the last day of my life, would I am about to do today」という言葉。自分が生徒に目標とさせたい「自己革新力」。どの言葉も、言いたいことは同じようなことなんじゃないかと、感じます。

生徒が読んだら「なにを言ってんだか」と思うかもしれませんが、「なんでこんな事を言ってるんだろうか」と疑問に持って考えてもらいたい。それを考えてもらえれば、言いたいことが伝わるのかもしれないので。

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