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DXハイスクール説明会と情報伝達のスピード感

さて、「DXハイスクール」という言葉をご存じですか?これは文部科学省が推進するプロジェクトで、全国の高等学校にデジタル技術を取り入れ、教育の新たな形を支援することを目的とした取り組みです。教育のDX化を後押しするこの補助金制度は、多くの学校にとって大きなチャンスとなるはずです。

2024年度、私の勤務校でもこの補助金を活用し、ICTを導入するプロジェクトを実施しました。そして、2025年度もこの成功を踏まえてさらに取り組みを深めたいと考えています。

タイムリーな情報伝達(の難しさ)

このDX化ハイスクールですが、実際にいろいろ課題があるわけです。その1つが、「情報伝達のスピード感」。次年度の申請に関するメールが20日に送られてきたんですね。

私のてもとに届いたのは、午後16時過ぎ。そして、説明会の開催時間は、なんと同日20時。。。

まって。。。

文部科学省から都道府県教育委員会やら県の担当の部署、そこから学校の事務へ転送、そこから学校の担当者へ。まぁ、ちゃんと当日に届いたのは、奇跡かもしれませんが…このスピード感でDXを進めろというメッセージが暗に込められているようです…

説明会への参加を検討する時間もなく、というか、気付けないし…ってのは、まだよかったほうらしく、他県の学校では、説明会そのものを知らなかったという話も耳にしました。

この情報伝達の方法は、転送に転送を重ねてようやく現場に届くという仕組みの問題です。DXを掲げるなら、まずこの情報伝達のDX化から始めませんかねえとも思ってしまいます。プロジェクトの理念は素晴らしいのになと…

改善策として・・・

このような事態を受け、以下のような改善策を提案したいと思います。

直接通知の仕組みはできないのか?

文部科学省から現場担当者に直接通知を行うシステムを導入すれば、情報伝達のスピードを格段に向上させることができます。

スケジュールの余裕を確保

説明会や申請の締切を設定する際、現場が準備を整えられる余裕を持たせることで、取り組みの質が向上します。

情報共有のプラットフォーム活用

SlackやTeamsといったデジタルツールを用いて、リアルタイムで情報共有が可能な環境を構築すれば、情報の遅延は解消されるはずです。

教育現場の未来を切り開くために

DXハイスクールの取り組みは、生徒たちの未来を切り開く大きな可能性を秘めています。だからこそ、現場がスムーズに動ける仕組みを整備することが不可欠です。もうちょっと、仕組みでなんとかならないのかなって感じております。はい。

皆さんの職場や教育現場では、どのような情報伝達の課題がありますか?また、それをどう改善しているか、ぜひ教えていただければと思います。一緒に教育の未来を考えていきたいものです

最後に

このnoteの記事の筆者は音声配信をVoicyで行っています。

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