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高知県に露木志奈さんを招いた件

こんにちは。読んでいただきありがとうございます。
高知で私立学校教員をしたり、教育系コミュニティ ”Tosa Educator's Guild"の管理をしたり、GEG Kochiの共同リーダーをしている、会いに行けるセンセイ「のざたん」です。

先生の学校』という教育情報プラットフォームに少し関わらせてもらっているのですが、そこの三原さんから「環境活動家の露木志奈(つゆきしいな)さんという方が、全国の中学・高等学校で講演をしたいと計画していのだけど・・・どう?」という紹介を受けまして、同僚と打合せをしたのが、11月のこと。そこから、あっという間にモノゴトが決まって、慌ただしくもの楽しい2日間だったことをご紹介いたします。

はじまり

紹介を受けたので、何ができるのかを探りましょうと、同僚としいなさんと3人でさっそくスケジュールをしてオンラインでミーティングに。

ミーティングの前に、生徒たちにグリーンスクールの卒業プレゼンの動画を紹介して、印象を確かめていたんです。

で、この人とオンラインで話してみたい?とか、環境とサイエンスは関わりがあるから、いいキッカケになるかな?と思ってさー。と。最初の2~3分ぐらい見せたらいいのかなと。で、途中で授業に戻ろうかなと思ったら、「全部見せて」と言われまして。生徒って、こんなに興味もつんだなーって感想でした。

実際にオンラインで打合せしてみると、あふれ出す熱意と共にわかりやすく話をしてくれ、「あぁ、しいなさんと生徒たちを話す機会をつくりたい」と率直に感じたんです。同僚も同じような感じでした。なので、早めにやりましょうかと思っていたんですが、ここで、予期せぬ提案がしいなさんから…

「オフラインでできませんか?」

彼女は関東を拠点にしているので、オンラインでと決めつけていたんですが、まさかのオフラインでもやりたいとの提案。驚く同僚とボク。そして、「その方向で考えましょう」と動く私たち。それぐらい、若くして環境について課題を感じて行動する姿をライブで見てもらいたいと思ったんです。

オフラインでとなると…

さて、オフラインでとなると、自分は担当の授業で教室で講演してもらうで、設計は難しくなかったんです。が、同僚の計画しているのは担当学年全体でということだったので、会場の問題が出てくるわけです。勤務校ではホールが広い会場なのですが、密を避けるために1度の講演で2クラスが限界だなと。学年4クラスあるので、2時間を押さえる必要がある。さて、このデザインをどうしようかと。

なんてことを考えながら、来てもらう計画を進めていたら、校内で興味を持つ学年が更に2学年。結果中学生全員を対象となり、6回講演枠を設定する必要がでてきました。

更に輪を広げるために

そもそも、高知県まで来てもらって、複数回の講演をしてもらうと、1日での行き来は難しいわけです。なので、2日に渡って企画することになるんです。そうすると、夕方の時間とか空いている時間ができてしまうので、どうにかならないかなと思い、知り合いの先生に個別に依頼を振ってみることに。急なお願いでもあるし、この状況下でもあるし、難しいだろうなとは思っていました。

が、手を挙げてくださった学校が複数校いて、ボクの勤務校を含め4校に渡って講演ができるスケジュールに。1日目の朝から来ていただいて、2日目の帰りの便まで講演のスケジュールが埋め尽くされる状態に自然となりました。協力して手を挙げてくださった学校には感謝です。結果的には、2日間で11講演、約800名にお届けできたんです。

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ボクの勤務校は私立学校ですが、公立私立の分け隔てなく、こうした取り組みを共有できることは自分の中でも参考となりました。今後にも活かせていけそうだなと。

より多くの人に伝えたい

自画自賛ですが、学校の枠を越えて、1人の講演者をお招きしてスケジュールを調整し合うってのもめずらしいと感じたんですよね。10代で環境活動に取り組むしいなさんを多くの学校がそれぞれ手を挙げて招いてくれる状態を記録に残しておきたい。と思い、各報道機関にプレスリリースさせてもらって声掛けをいたしました。すると、地元新聞社さんと地元のテレビ局さんから連絡をいただけ、取材も入ることに。さらにはWebメディアの方が写真の撮影に入ってくださり、少しでも多くの人に伝えられたかなと思っています。

学校としても保護者向けにYouTubeライブでの配信をさせてもらったり、学校のインスタで紹介させてもらったりと、しいなさんの活動の広報に少しでもご協力できたのではないだろうかと。そう思っています。

後日談

しいなさんの高知ツアーの後、先生の学校の企画で三原さんと話していた中でわかったことですが、メディアに取り上げてもらったので、他のメディアからの問い合わせも来ているようで、活動の幅が広がってきているようだとのことでした。

環境問題について語る姿は、子どもたちにとっての身近な問題提起となっていたし、そうした活動がなぜ必要なのかはボクが伝えるよりも説得力があっただろうなと、その後の生徒の様子を見ていても感じる部分があります。

しいなさんの旅はこれからまだまだ続きますし、ここから広まっていくと感じているので、その前兆に立ちあえた生徒がどう反応をしていくのか、ちょっと楽しみでもあります。それぞれが、自分たちにできる選択を考えるきっかけのサポートにはなったんだと。これからも引き続き彼女の活動をお手伝いできればと考えています。興味のある方は、ぜひご連絡ください。

合間のワイガヤ

1日目と2日目の間に、同僚がきっと感想を述べたくなると感じたので、トークライブをしようと考え、Podcast収録を行いました。予定していなかったんですが、しいなさんも少し参加していただき、講演の合間のワイガヤで盛り上がることができました。

こうした音声メディアとかライブ感とかも、教員であってもできるし、やったほうが楽しいし、何よりも後に残って、伝えていけるとやってみて感じています。

ここまで読んでいただいた締め括りに聞いていただければ幸いです。(Podcastのフォローをしていただけると更に嬉しいです)


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