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私がオバさんになっても

恐ろしい事実なのですが、1ヶ月ちょいぶりの更新です。
やはり自分にブログは向いていないのかと思ったのですが、
実は社内日報は(立場もありますが)、だいぶちゃんと書いているので、
仕事か仕事じゃないかが非常に影響している気がします。
と言うと聞こえが良いですが、
金になるかならないかで無意識に判断していると解釈した場合、
人間の本性というか業みたいなものの存在を認めざるを得ません。

散歩のついでにスーパーに立ち寄ったら、
森高千里の「私がオバさんになっても」が流れていました。
若い頃に聞いていたときは、
全然きらいじゃないけど、めっちゃ好きってほどでもないという印象でしたが、
今日はなんだかえらく良い曲に聞こえました。
なんでだろう
なんでだろう
なんでだ
なんでだろう

別にオバさんになったわけでもないのに。
隠しきれないほどにオジさんにはなっているが、
若い頃に思い描いていた究極のオジさんにはなれていないのに。
そのスーパーで白いたべっ子どうぶつを発見して即買いするぐらいには、
思い描いていた究極のオジさんにはなれていない。
ちょうど先日見た「孤狼の血」という映画に江口洋介が出ていた。偶然。
動く江口洋介を見たのはいつぶりだろうという感じでしたが、
いわゆるトレンディドラマに出ていた頃の江口洋介は全然好きじゃなかったけど、
今はなんか渋いカッコいいオジさんになっていた。
究極のオジさんとはなんだろうか。
いや、「究極のオジさん」ってなんだよ。

あ、気づけばもうすぐ今年もまたオジさんの階段を登る。
「大人の階段」がどこかのタイミングで「究極のオジさん」の階段になっていた。
階段を登るほどに地上との距離が生まれ、
ある意味、自分という個の輪郭が把握できるようになるのかもしれないな。
身の程を知るというか。

帰宅して「私がオバさんになっても(シングルバージョン)」をちゃんとフルコーラスで聞いてみた。
当時も思っていたけど、サビ入りの歌とバッキングの譜割りが不思議だな。
あと、思ったよりアウトロ長いとか、
すんごいシレッとした終わり方をするんだなと初めて知った。

たぶん生まれて初めてフルコーラスをちゃんと聞いたんだろうな。
良い曲だな。

https://twitter.com/nozfest2020


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