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パニック発作が起きた話

お久しぶりです。

詳しくはプロフを見ていただければ凡そわかるようになっていますが、新卒で入社し休職を経て復職した会社を昨年の12月末で退職し、現在は転職先で働いて8ヶ月目に入ったところです。

うつ病の治療は、相変わらず2週間に1回、心療内科を受診し、服薬を続けながらなんとかうまく病気と付き合っていっています。波はあるものの、最近は比較的安定しており、寛解とまではいかないけれど、日常生活に支障が出ることは少なくなりました。

傾向としていい感じと思っていた矢先、結論から言うと、パニック障害併発1歩手前といった状態になってしまいました。

最初のパニック発作が起きたのは8月のとある土曜日でした。仕事が15時前に終わり、上司と恒例のようにカフェ巡りをし、そのまま夕飯も済ませて帰ろうという流れで、大好きな回転寿司に連れて行ってもらった時でした。食べ始めて間もなく、急に動悸と目眩が始まって、手足の痺れと不安感で動けなくなってしまいました。お守りの抗不安薬を急いで飲んだのですが、これもまた効きが悪くなってきており、発作が収まる頃まで効力発揮せず···。幸い、上司がこういうことに理解のある方だったため、下手に動じずずっと傍で「そういうのは急になるものやから。大丈夫、俺はなんとも思ってないよ。」と声をかけ続けてくれました。店を出ても、とても電車に乗って帰れる状態ではなく、しばらく外で発作が落ち着くまでそばで待っていてくれて、ようやく治まり、その日はそのまま帰宅しました。

上司とは何度もサシでご飯やカフェに行った仲で、お寿司も大好物。発作が起きる理由が特に見つからなかったため、不安は残ったものの、次の受診日に主治医に話してみよう···くらいの気持ちでいました。

しかし、日が経たないまま2回目が起きてしまいました。

2回目は、朝普段通り満員電車に乗った時でした。少し体調が優れなかったので、座れたらいいなと思っていたのですが、生憎満席。立っている人もぎゅうぎゅう詰めで、なんとか少し空間のある列車の中央辺りで立っていることにしました。電車が出発し、ものの一駅過ぎたばかりの頃、急に吐き気がして、直感でこれはまずいと思い、次の駅までなんとか耐えて、途中下車。降りる頃には目眩と手足の痺れが出てきており、おまけに血の気がさーっと引いていき、座り込んでしまいました。痺れて動かない手でなんとか上司に連絡し、その後は40分ほどその場から動けず、苦しさと痺れと闘っていました。

さすがにおかしい。

数日して受診日が来たので、主治医に上記のことを話しました。1回目の話の時点で、「パニック発作やね。」と即答で言われました。
・過労や睡眠が取れていないと起こりやすいから、休める時はしっかり休むように
・頓服の抗不安薬が効くはずだから、発作が起きそうと気づけたらor気づくのが難しければ最初から服用すること
以上2点を言われ、とりあえず様子をみましょうとのことでした。

うつ病とパニック障害は併発しやすいことが知られているようで、不安感が強い私の場合、いつ発症してもおかしくないようでした。今後、パニック発作が続くようなら、パニック障害ですと診断が降りそう···。

薬物治療は抗不安薬が基本で、場合によっては抗うつ薬も考えられるそうですが、私は元々どちらも服用しているため、たとえ診断が下っても特に薬に変化はなさそうだなと思っています。

長くなってしまいましたが、近況報告でした。

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