目標設定で大事にしていること 短期と長期 #32
12月20日(日)
子供たちを育てるときに大事なことは、
目標設定をさせることだと僕は思っています。
▼馬を水辺に連れていくことはできても
水を飲ませることはできない
これ多くの名言集で見られる言葉ですよね。
僕たち監督・コーチはどうしても水を
飲ませようとしてしまいますが、
そうではないですよね。
最終的に決めるのは子供たち自身でありますし、
子供が自分がやりたいことを見つけ
それをサポートするのが本来、
指導する側の役目だと思っています。
▼時間対効果を考える
目標設定をする目的は、選手が自分で
目標を決めるためですよね。
それができれば、子供自ら動くように
なります。
一方で、目標設定という言葉は
良いように使われることもあるなーとも
思っていまして、
指導者の目標に子供たちが乗っかているケース
ですね。
こんなときってのは、誘導尋問になりやすく
子供が主体的に決めた目標にはなりづらく、
監督・コーチの目線を気にしながら
決めてしまうと本末転倒です。
結局、子供が決めたものではないので、
後々、子供が目標に向かって走っていないケースが
見られ、
「おい、それはお前ら決めた目標に向かっているのか」
みたいに説教じみた叱りになってしまうことが
あります。
やはり決めるのは本人たちですよね。
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