Webの仕組みを理解して、Web集客スキルを身につける方法!
Webで聞いたことのある言葉
Cache、IP、Cookie、Session。この4つは誰でも聞いたことがあると思います。しかし、どのようなモノなのか知っている人は少ないです。
まずはこの4つを理解しましょう。
Cache:貯蔵
HTMLはSERBERのURLにある
皆さんが検索するとき、ブラウザを開くと思います。このときSERVERのURLにあるHTMLを表示しています。→ブラウザは検索されるときに、HTMLを持ってくるのです。
ブラウザは何回もHTMLを持ってくるのを面倒くさがる
ブラウザは表示する度にHTMLを持ってくるのを面倒くさがります。
この時、ブラウザはHTMLやCSSなどの情報を保存します。(貯蔵)
→その為、2回目のHP表示速度が早くなります。
保存しているHTMLは更新がされない
先ほど、ブラウザはHTMLやCSSを保存する(コピー)と言いましたが、原本が更新されたとしても、コピーは更新されません。
その為、webサイトがアップデートされるとバグが起こることがあります。
→この解決方法として、「キャッシュを削除してください」と言われることが多いです。
キャッシュを削除:ブラウザに保存されているコピーを削除して、更新されたものを取りに行くということ。
このようにCache(貯蔵)とはHTMLやCSSなどの情報の貯蔵庫のことです。
IPアドレス:郵送住所
HTMLはどこに要求し、どこに提供される?
ブラウザはサーバーにHTMLを要求し、サーバーはブラウザにHTMLを提供します。
このときHTMLはどこに要求し、どこに提供されるのでしょうか?
これはお互いのIPアドレスに提供されます。
PCやスマホはただの画面。インターネットに繋がるとき、IPアドレスが発行される
PCやスマホはただの画面であり、住所は持ちません。
スマホやPCがWifiや基地局と繋がったときに、住所を持ちます。この住所をIPアドレスと言います。
簡単に言うと、スマホやパソコンがインターネットに接続されたとき(Wi-Fiマークや4G、5G回線担っている)IPアドレスが発行されるのです。
IPアドレスがわかることによって、どこにHTMLを提供し、要求すれば良いのかが分かるようになります。
*ドメインとURLは違う
よくドメインとURLを同じものと勘違いする人がいますが、ドメインとURLは違います。
ドメイン:https://kairinozaki.com/
URL:https://kairinozaki.com/?p=757&preview=true
実際の違いを上に書いてみました。これだけだと分からないと思うので、分かりやすく説明します。
ドメインは棚で、URLは棚の中の位置であるという例が1番分かりやすいです。
ドメインとはサイトそのものの住所、URLはサイトの中にあるwebページの住所であるということです。
*DNSについて
ロボットにはロボットの言語があります。
例:
https://www.yahoo.co.jp → 人間にわかりやすくしたもの
https://www.183.79.135.206 → コンピューターは数字のみ
これはどちらを開いても同じなのです。
このIPアドレスとドメインの翻訳を行なっているのが、DNSと言うものになります。
まずユーザーがドメインをクリックしたとき、DNSサーバーが翻訳を行い、CP言語のIPアドレスを返してくれます。そのあと、ドメインが所属しているサーバーにHPを閲覧させてもらうことができるのです。
端末が繋がったネットの場所によって、ドメインのIPアドレスが特定できる
よく警察がIPアドレスからインターネット犯罪の容疑者を捕まえることがあります。これは端末がどこのネットに繫がったかによって、ドメインのIPアドレスが特定できるのです。
そしてGoogleなどのブラウザもこのドメインのIPアドレスを特定することにより、位置情報サービスを提供できているのです。
違う場所でブラウザを開いたら?
ブラウザを違う場所で開いたら、どうなるでしょうか?
例えば、東京であるブラウザを開き、そのあと大阪で同じブラウザを開いたとします。このときブラウザを開いたのが、同一人物だと特定できません。
しかし、FaceBookやAmazonなどのサイトはログインするときパスワードが必要ですが、どこで開いたとしても、元々ログインされていることがあります。
→これはどうやって個人を特定しているのでしょうか?
ここでCookieが重要になります。
Cookie:ブラウザがURLに入る自動発行入館証
Cookieとは
CookieとはブラウザがURLに入る自動発行入館証のことであり、1回ログインすれば、2回目以降はログインが不要になるものです。
このようにAmazonやFaceBookに1回ログインすれば、Cookieの発行により2回目のログイン時にはパスワードが不要になります。
例:アマゾン
Aさんが商品をカートに入れると、Aさんが在庫を確保しているためBさんは買うことができません。
これはCookieが閲覧履歴や購入履歴を全てモニタリングしているためです。
その為、Aさんはログイン後の行動が便利になります。
Session:開催・閉会の期間
SessionとCookie
AさんがCookieの発行により、カートに商品を入れている状態だとBさんはその商品を買うことができません。
しかし、Aさんが一定時間放置していたり、ブラウザを閉じたりするとサーバーがCookieを許可する期間が終わり、Bさんはその商品を買うことができます。
このサーバーがCookieを許可する期間をセッションと言います。
まとめ
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