今すぐ実践できる事業の作り方!成功した人に聞いた事業の思考法!
→新規事業のアイデアの正しい作り方の理解、競合が多い時代に既存事業でも差別化可能、「潰れない事業」の作り方や事業変化の対応方が学べる
起業には2種類の方法がある
⓵解決型と⓶趣味型の2つです。
⓵解決型:社会の不から事業を考えます。
⓶趣味型:やりたいことや得意なことで事業を作ります。
僕のオススメは趣味型です。なぜなら、副業時代と言われている現代は本業をやりながら副業することが可能なので、本業でお金を貰っているなら、副業では趣味でやりたいことをやれば良いからです。
次にそれぞれのやり方を詳しく見ていきましょう。
⓵解決型
手順1 世の中の不を探す
世の中には、不安、不満、不平等、不経済、不効率、不定期、不安定、不足、不明的などの様々な不があります。まずは、この不を探します。
上の図のように不をプライベート時間(ライフ)と仕事時間(ワーク)に分けて考えます。
⓵自分の時間で不を感じる時を書き出します。
⓶ワークで不を感じる時を書き出します。
⓷周りの人に聞くなどして、共感人数を調べます。
⓸共感した人の特徴を書き出します。
→この時共感人数が1番多い課題がビジネスチャンスになります。
例:満員電車が嫌など
手順2 ダブルダイアモンド思考でアイデアを考える
課題→何があれば、その課題が解決するのか→そのアイデアをどうやったら実現できるのか→アイデアを1つに絞る
この思考がダブルダイアモンド思考と言います。詳しくはこちら
この思考がないとWHATとHOWを同時にやってしまい、思考がまとまらなくなってしまいます。
例:満員電車
これが不の解決の事業のフレームワークです。
⓶趣味型
趣味型で事業を考えるには、クロスクリエイティビティが必要になります。
クロスクリエイティビティとは、今あるものと今あるものを繋ぎ合わせて新たなものを作ることです。
クロスクリエイティビティについて詳しくはこちら
クロスクリエイティビティの成功事例
ツタヤ✖️スタバです。
なぜか?
今の時代、本を買う人は少なくなってきています。(Amazonオーディブルやkindleが出てきたため)
→そこで本をインテリアとして置くことにしたのです。
そしてコーヒーに重きを置いて、本をサブにしたことにより、コーヒーを飲みにきた人が本を手に取り買ってしまうという経営に成功したのです。
*注意点
本✖️カフェではなく、不動産✖️カフェです。
本は棚がしである為、不動産と同じなのです。
クロスクリエイティビティをやってみる
WANT,CAN(何がやりたいのか、できるのか)→WHO(誰が興味あるのか)→WHY(なんで興味あるのか)→WHAT ALSO(他には何に興味があるのか)
この4つを軸に考えていきます。そして下の図に書き出していきます。
例:スポーツジム
このように書き出してみます。
そして健康になりたい人は健康食にも興味があるので、食という内部の改善も取り入れる事業を考えてみます。
事業内容:スパルタ生活習慣改善定食屋
→2ヶ月の食事指定プログラムにパーソナルトレーニング付き(体の変化は約2ヶ月で出てくる為)
このようにスポーツジムをやりたいのなら、お客様視点で他に何に興味があるのかを考え、もう1つの事業に重きを置くようにします。
ロジカルシンキング(解決型、趣味型は理解できたが、ロジックがしっかりしていない事業は潰れる)
例えば、月1万円で行き放題のジム。プライベートジムは流行っている。麻布らへんで家賃30万円程度。このような事業提案をしてきた人がいたとします。
→結論をいうと、この人はロジカルシンキングがなっていません。そしてロジックがないと、リスクがある事業しかできません。
だからこそ、ロジカルシンキングで事業計画を立てていきます。
ロジカルシンキングとは物事を整理し、数値的な視点を持って分析する事
先ほど例に出した人の事業をロジカルシンキングで考えると、以下のようになります。
このようにロジックがなっていない状態で事業を立ててしまうと大変なことになってしまいます。
そして、この上の図を完成させるのに必要になるのが、要素分解スキル、論理思考スキルです。
要素分解スキル
要素分解スキルとは、売上をもとに分解していくスキルのことを言います。
売上は何の要素でできているのか。そしてその要素はどのような要素があるのか。
論理思考スキル
論理思考スキルとは、答えの正解・不正解ではなく、考え方の正解不正解をみる思考力のことです。(フェルミ推定)
実際に上の図に数値を入れていき、そのお店の経営状況を想定することができます。
ここまで店舗事業を作るまでのことが理解できたと思います。
お店を作った後は何をする?
店舗事業を作った後は、分析を始めていきます。
分析は3C分析、SWOT分析、6Pを行なっていきます。
3C分析
3C分析とはClient(顧客)、Company(自社)、Competitor(競合)の分析のことです。
この3つをそれぞれ見ていきます。
Client(顧客)
ペルソナ分析
所得、性別、用途、年齢、人数などペルソナを作って、その地域にいる人が何を求めているのかを考えます。
Company(自社)
SWOT分析
SWOT分析で自社の強み、弱み、機会、脅威を書き出していきます。
Competitor(競合)
6P
下記の6Pで競合を分析していきます。
この3つを全てやって、3C分析は完了です。
まとめ
起業には世の中の不とダブルダイアモンド思考から考える解決型とクロスクリエイティビティで考える趣味型があることが分かりました。
そして事業を考えるときは、ロジカルシンキングでロジックがないと、すぐに潰れてしまうことが分かりました。
また事業を作った後は3C分析、SWOT分析、6Pを使って、分析をしていかなければいけないことが分かりました。
皆さんもぜひ事業を考えてみてください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?