見出し画像

自由に五七五Ⅱ


紫陽花も六地蔵もいつもの場所に

廻りは蒸し暑く変わらぬ夏。

若き乙女が白血病で死に、数年後にその墓の前に

偶然立ったのもこの時期だった。

そして数年後交通事故。

坂道で直線、この時も若き乙女だった。

その碑がいまもお寺の入り口付近に立っている。

気づく人はいない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?