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年末怒濤
年末まで来てからいろいろてんこ盛りなんで、キャパを超える前に一旦、ここに落としとく。
先月末、オフクロが歩けなくなったのが事の始まり。
尋常ではない痛がり方をしたんで、オフクロかかりつけの町医者に行って話を聞けば、大腿骨の骨端が磨滅しきって半分無いという。
聞けば、関節というもの、軟骨が擦り減っても死ぬほど痛いというもんでもなく、これまでは我慢して生活してたらしいが、それがこの二週間ほどで何故か急激に悪化。大腿骨骨端、受皿の骨盤が急速に崩壊し始めたらしい。なるほど、レントゲン写真を見れば、確かに大腿骨末端が砕けて骨盤にめり込んでる。
歩く度に骨折箇所を擦りまくってるわけだから、そりゃ痛い。
すぐにその町医者の紹介する、検査設備がある大きな病院にその場で電話で予約を取り、紹介状を書いてもらった。
が、予約までの待ち時間でも骨は崩れていく。びっこが杖になり、杖が松葉杖になり、9日の待機期間で松葉杖が車椅子になった。
で、診断結果は『急速破壊型股関節症』。1年程で関節が崩壊しきるらしいのだが、もう末期に近いのだという。つまり、再生不可能に至るまで、あと2カ月もない重症だという。
予約最短で手術出来るのはは3ヶ月後という返事だったが、そんなに待てない。で、待てないから、医者の人の良さに付け込んで、無理矢理に年内に手術の予定を組んでもらった。
その上で、自宅で動き回っても崩壊が早まるだけらしいから、3日後に空くベッドを押さえてもらい、入院。手術からリハビリ終了までの数ヶ月を病院で過ごさせることに、勝手に自分が決めてしまった。
入院費用だの何だの、言える状況下ではなかったのだ。
医療費控除で何とかなるだろうし。
で、そこから色々あった。
まず、オフクロの不調からのストレスだと思うが、チコがボケだして家の中でウンコたれまくり。また入院当日の朝、タマが家出。洗濯機が壊れてウンともスンとも言わなくなり、自分自身も耳に違和感があるので医者にいったら真珠腫中耳炎と診断され、手術の必要があるらしく、マジかよ、それどこじゃねぇんだがな、と、途方に暮れていたら叔父が頓死して葬式がでて、花代に香典だと?
ああ、もう、過去一番、出費の激しい年末になった。
無論、その間も病院と自宅の往復、娘の送迎、サラリーマン生活、犬猫の世話、コインランドリーの往復などは毎日続き、ツマのフォローで何とかやってるが、このままじゃ破綻する。何らかの対策、工夫がひつようだ。
トラブルはまだ始まったばかり。頑張れ自分。