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想わないと思へども

人を想うたびに、想われない辛さを引き受ける。
子どものときから、今になっても何度も繰り返し、去る人の背中をみおくり、もう誰も想わないように訓練してきた。
もう苦しまなくなるように、自力で解決し自力で立つように。
それでも、まだ苦しい。生きて人に会うことは、地獄を歩くこと。

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