デジタルマーケティングを己の武器にするために!
前回の猿でもわかるデジタルマーティングでは、デジタルマーケティングの基本的な概念、WEBマーケティングとの意味の違い、デジタルマーケティングの今後について話をしてきたが、今回は、ビジネスをする中で、デジタルマーケティングを己のものにするために必要な、おすすめの本や勉強方法、資格についてお話ししていこう。
デジタルマーケティングを勉強すべき人
経営に携わる人は、デジタルマーケティングを必ず勉強すべきだ。経営者が直接的に業務をやれということではなく、指示者、発注者としてデジタルマーケティングの概念や業務内容を理解していないと、自分が戦略上に体現したいことや目的を正しく実行者(企業内や外部のデジタルマーケター)に伝えることができないからだ。
デジタルマーケティングの目的「誰に、何を、なんのために」ということがわかっていないと、「こんなことをするつもりではなかった」とか、「思ったこととは違う」というようなことが起こりやすい。
また、実現不可能なことをデジタルマーケターに依頼するといった、時間やコミュニケーションコストのロスにも繋がりやすい。理解しないままトップダウンで間違ったプロジェクトを走らせてしまって、多くのリソースを食いつぶした結果、何も残らなかったというケースをたくさん見てきた。このような事態を防ぐためにも経営者がデジタルマーケティングを勉強することの意義は大きい。
もっと大きな括りでいうならば、ビジネスに携わるすべての人が勉強して、デジタルマーケティングを身につけることが望ましい。デジタル知識だけでなく、ビジネスモデルや形成戦略への理解が必要になるので、経営目線を持つ社内で希少な存在となり、出世や高給を得られる。人材市場も希少性から、引く手あまたの状況になっており、ヘッドハンティングなどで、さらに高いキャリアを目指すチャンスを得ることも出来るだろう。
デジタルマーケティングの勉強におすすめな本
「デジタルマーケティングの勉強におすすめな本」という見出しを作ってはみたものの、実はデジタルマーケティングについて体系化された本というものはない。広い概念であるため、すべてをカバーするには本1冊で何とかなるものでないのだ。デジタルマーケティングと書かれているが中身を読むと非常に狭い題材、例えば広告の話や特定のソリューションについて書いているというケースがほとんどなので、その本を読んでデジタルマーケティングを理解した気になってしまうのは逆に危険である。
では、デジタルマーケティングの勉強に対して、本を読むかわりにどのように取り組むべきなのだろうかを説明しよう。
まず、デジタル技術などのトレンドを知ることは、非常に大切なインプットになる。FacebookやTwitterなどのSNSフィードから流れてくる記事に登場するソリューションや企業名、インターネット広告など配信されているサービスなどをチェックすることで、現在のデジタルマーケティング業界のプレイヤーを知ることから始めるとよいだろう。
デジタルメディアの傾向などは、例えばIT MEDIAなどの記事を、参考に読み漁ることをおすすめする。ホットな話題は配信、記事化されている数がそもそも多いので、目立つトピックを中心にインプットしていこう。
そして、どんなプレイヤーが存在するかわかったら、その企業やサービスの資料請求をしてみるとよいだろう。多くの場合はメールアドレスの登録で、簡単にダウンロードが出来るはずである。オンラインだけでなく、オフライン、例えば、幕張メッセや東京ビッグサイトなどで行われる展示会などに出向いて名刺交換をして、資料請求することも出来る。
各サービスの資料にはデジタルマーケティングのに勉強有益な内容が多く記述されている。
デジタルマーケティングの本ではなくても、デジタルマーケティングを勉強する上で役に立つ本というのは沢山ある。例えば
経営に関する本は、色々なものが出ているので読んでみることをおススメする。戦略論で有名なマイケルポーターのビジネスモデルに関する本には多くの発見があるだろう。
デジタルマーケティングの勉強方法
勉強方法をさらに深堀していこう。デジタルマーケティングを勉強する一般的な教育機関はあるのだろうか?
答えは、ノーである。特に学生が一般的な教育機関で、デジタルマーケティング学ぶ機会はまずない。社会人向けの講座はあるはあるが、本と一緒で体系化されておらず、カリキュラムを見ただけで、講座を修了しても全く役に立たない内容だということがプロの目からするとわかってしまう。
では、いったいどのようにデジタルマーケティングの勉強をしたら良いのか。私のケースを例として挙げよう。
大学時代に起業をして、まずはホームページを自作して情報発信し、モノやサービスを売るためにどうしたら良いのか?ということを常に考えで様々な手法やノウハウの研究をしてきた。この一連の流れが、まさに経営やマーケティング行為であり、デジタルという効率のよい手段を駆使することでコストを下げ、売上を伸ばし利益を生むことがデジタルマーケティングの実践と言えるだろう。
ドメインを取り、ワードプレスでホームページを作り、顧客に物を売ること。非常にシンプルな内容だがこれが最も意味のあるスタートラインとなる。もしあなたが、学生だったとしても、今は無料のサービスが無数にあり、立ち上げにほとんど費用も発生せずに、実務を積みながらデジタルマーケティングの基礎を取得することができる。もちろん、社会人でも十二分に実行可能なはずである。この実務を積みながら勉強することが、もっとも効率的なデジタルマーケティングの習得法だ。ECでもアフィリエイトでもなんでもよい。勉強したいと思っている人は、いわゆるネットビジネスをすぐに始めてみるとよいだろう。デジタルマーケティングの進化は早く、トレンドも次から次へと変化するので、そのトレンドを取り入れながら実務を通してレベルアップができる。
となると、次に疑問になるのは、ネットビジネスを始めるにはどうすればよいか、ということになるだろう。答えはまずGoogleを叩くことだ。インターネットにすべての解答はGoogle検索の先、つまりネット上にあると思ってよいだろう。その先に、さきほどご紹介したように他社のサービスがあったとすれば、迷わず資料請求をしよう。オンラインでダウンロードすると、その後、必ずと言っていいほど、営業の連絡があるはずである。わざわざ、時間を取って営業をしてくれるので、その営業を受けてみると、あなたがやりたいことに対する手段のヒントやノウハウやトレンド情報を入手することができる。ついで、その会社の営業スタイルなどの研究にもなるので、ぜひとも営業をしてもらおう。
自分で起業しなくても、社内で実務を積むことでデジタルマーケティングの勉強をすることもできる。社内サービスのデジタル部分に携わることで、たくさん身につくことがあるはずである。例えばあなたのミッションを達成するため、デジタルの手段を使う方法がないかという意識、つまり経営目線で考えれば調べるべきことが自然に出てくる。ホームページでサービス告知のやり方、記事の作り方、SEOに関する知識やアナリティクスの見方、アドセンス広告(WEBマーケティング)についてなど、自然と細かいキーワードを勉強することになるはずである。
経営の勉強については、ビジネススクール、経営学の大学院修士過程を修了すると与えられる経営学修士(MBA)などで勉強することがおススメだ。個人的には、民間企業のMBAは質が低いので、有名大学の大学院過程のMBAが良いと考えている。デジタルマーケティングを身につけるためには、インプットばかりではなかなか身につけることはできない。大事なのは、アウトプットである。アウトプットするということは、相手のレベルに合わせて説明する必要が出てくる。相手がデジタルマーケティングのデの字も知らない人から、デジタルマーケティング業界にいる人までに、それぞれの知識レベルにあった言葉で説明する技術も磨いて行く必要がある。つまりコミュニケーション力を磨くということも大事なエッセンスになるので、大量のアウトプットのトレーニングができるMBAは有効なのである。
デジタルマーケティングの資格
デジタルマーケティングの国家資格というものはなく、デジタルマーケティングの中を細分化した中で、上級ウェブ解析士などの資格や「モバイルサイト認定資格」や「Google アナリティクス個人認定資格」、「Google広告認定資格」、「Google Marketing Platform 認定資格」、「YouTube 認定資格」、「デジタルワークショップ」などのGoogleが提供している資格もある。
これらの資格は、デジタルマーケティングに取り組む上で、必須というものではないが、これらの資格を取得する過程で、様々なことを勉強することはできるので、そういう意味でメリットがあると言えるだろう。
前述のMBAの資格を取得するメリットはたくさんある。私は青山学院大学のMBA(通称ABS)を取得しているが、やはり、二年間で現在は300万円ほどの授業料がかかることや、仕事が終わったあとに授業があるため、かなりのモチベーションがないと二年も続けることはできない。
そんな厳しい環境の中で、ともに勉強してきた仲間は、やはり戦友となる。また、その戦友の回りにも意識の高い人間も多いので、ビジネスに繋がることもよくあることである。お互いの強みもよくわかっているので、適切な人脈を提供し合うこともできる。
ただ、MBAの資格を取得するには、前述のようにかなりの資本が必要となる。では、MBAなどに通わずとも、戦友を作ることはできるのであろうか。デジタルマーケティングに携わっている人やこれからデジタルマーケティングを学びたいと思っている人が集まっている場所がある。
それが、渋谷にある「KOBUSHI BEER LOUNGE & BAR」である。
デジタルマーケティングを己の武器とするために「KOBUSHI BEER LOUNGE & BAR」でやっていること
渋谷にある「KOBUSHI BEER LOUNGE & BAR」では、すでに、デジタルマーケティング業界人であったり、これから、デジタルマーケティングの世界に飛び込みたいと思っている人が集まってくる。
「KOBUSHI BEER LOUNGE & BAR」では、定期的にデジタルマーケティングの勉強会を開いている。ディスカッション形式でセッションがあり、懇親会もあり、名刺交換もしている。こうした中で、新たなビジネスもまた生まれている。
ぜひ、あなたも、「KOBUSHI BEER LOUNGE & BAR」でデジタルマーケティングの世界に一歩を足を踏み込んではいかがだろうか。
デジタルマーケティング、新規事業、DXセミナーや交流会 東京 渋谷【KOBUSHI BEER LOUNGE & BAR】
適切な勉強方法でデジタルマーケティングを己の武器にしよう!
デジタルマーケティングのナレッジや勉強方法がまだまだ定型化されたものというものはない。それはデジタルの技術や環境がまだまだ速い速度で進化をしているからだ。そのため、より実践に近い環境に身を置くことが、デジタルマーケティングの技量を向上させるための最も早い、勉強方法であると言えるだろう。
簡単にホームページやブログを開設することはできるので、サービスを提供、商品を販売することで、あなたが顧客と向き合う環境を作ることが出来る。そして、デジタルマーケティングを身につける入り口になるだろう。
デジタルマーケティングに興味のあるあなたは、一度、「KOBUSHI BEER LOUNGE & BAR」で開催されるデジタルマーケティングの勉強会に参加して欲しい。新しい出会いや仲間が出来るだろう。そして、その仲間があなたのデジタルマーケターへの道を後押ししてくれるだろう。
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