やなせたかし先生にお会いした「こども陶器博物館」に行ってきました。〜今日は長文〜
アンパンマンの作者やなせたかし先生は、雑誌「詩とメルヘン」の編集長です。
やなせ先生が、こども陶器博物館にミニコンサートにこども陶器博物館に来られた事があり行った事があるのです。
こども陶器博物館は、金正陶器の施設で、大正から歴代キャラクターのお茶碗が飾れてる3F。期待以上に盛り上がります。
前は、常設展にブルーナ展と、特設展が、あった。今は常設展がなくなり、ミッフィと仲間たち展を目当てに行きました。
絵付け工房。これが地下1階。
地上1階はショップ。買いたい物ばかりです。ミッフィのマスクは売ってませんでした。カフェも気に入ってましたが、なくなっていました。あと、絵本自由に読める所。大胆にもサイン入りの絵本が、触れて読めました。アンパンマンも、最初の「怪盗アンパンマン」「アンパンマンとごりらーマン」の次にあたるアンパンマンが、普通にありました。甥姪に読み聞かせは、ちょっと早かったので、おしゃべりしながら、ページをめくりました。2回読みましたね。
↑これが、数日前。
他の絵本作家さんと共に、直筆絵皿、陶板も展示されていました。先生のは、丸い皿に、アンパンマンの表情の違う顔が、5枚だったかな。先生のパワーみたいなものに、眼頭が熱くなりました。
生前、やなせたかし先生は、特設展の会場で、ミニコンサートに来られたのです。アンパンマンは、出てきませんよ。「詩とメルヘン」の読者なので、知ってますが。
幼児と親子さん、たくさん来てらっしゃいました。100人くらいでしょうか。この時点で、娘達はお母さんに付き合わされてるくらいの歳だったような気がします。
やなせ先生と、ソプラノさんとアルトさん一人ずつ連れてこられて、アルトさんが、食パンマンと呼ばれてました。
私は、自分のほんの三行詩大賞が掲載された「詩とメルヘン」持っていつものミーハースマイル全開でした。
サインもらおうと、せめてお声掛けできると思ったらできませんでした。
ここで、改めて「詩とメルヘン」のご紹介。1970代から2013くらい。
募集して選ばれた詩1遍に見開き2ページのイラストをつけて下さいます。イラストレーターもたくさん輩出してます。すごく贅沢な雑誌です。最終的に750円くらいまでになったでしょうか。先生のほぼボランティアで、選考、コメント、挿絵、表紙、前記、後記、アンパンマンショップ等の広告。ぜーんぶ。先生一人で、やららるのです。
私は、手に取るとめくり、前記からドキドキして読むのです。詩なんです。「ところであなたは?」のフレーズで、しめだったと思います。哲学?強くではなく背中を押してくれる。また力抜いていいんだと思える。前記の特選集も出てると思います。とにかく、小さい文字も、最後まで、隅から隅まで読みました。子育て真っ最中。「詩とメルヘン」の中に青春がありました。
戸田恵子さんは、先生の誕生日に、毎回結婚式をされていて、美人な方だなぁと、思ったら、ドラマ「ショムニ」で、う?同じ名前?と思ったものです。
やなせ先生は、多治見市に何度も来られて、キャラクターも描かれました。うながっぱです。
↓こども陶器博物館の玄関マットです。
多治見市は、日本一暑い市だったのですが、取られてしまうわけですが、35℃以上になると、駅前にうながっぱが現れていました。一度は会いにいきたいと思うけど、35℃は普通に出かけたくなかったのです。
数年前から、やはり危険なので、公共施設を回るようになり、一番近い施設に行ってきました。
私一人で、めっちゃ浮いてます。
体育館のよう所で、その前の時間にラジオ体操をしていました。うながっぱのうちわも配られるという事で、列は幼児とママ。こどもと母親。私。私以上の年齢のうちわのみ欲しい方々です。
うながっぱと皆さん記念撮影します。私は、たじろぐ事なく、後ろの人に、写真を撮ってもらうようお願いしました。
更にうながっぱのみを撮りたくて、列が終わるのを待ちました。はい。スタッフに声かけられました。「どうしましたか?」不審人物です。ゆるキャラ好き?と思われた。
このお写真どうでしょう。
嬉しそうなおばさん。異様です。
私は先生にお会いしに来た気持ちなのです。
その後、高知のアンパンマンミュージアムに行きたいと、交通の便を調べてみましたが、やはり私には贅沢でした。アンパンマンミュージアムなら、今ならどの都市にありますが、うちの子たちが小さい頃は、高知にしかなかったです。
隣に詩とメルヘン館、更に隣にやなせたかし館、更に歩いて、先生が、生前に建てられ事で有名なお墓。全部周りたいわけですよ。
更に、調べたのが事実上の廃刊号。私が、最後に買って半年後くらいでした。泣きました。メルカリで、検索ワードをかけておいて、手に入れて、手にとった時、表紙だけで泣きました。
本当に、「詩とメルヘン」「アンパンマン」サンリオが、相互効果スタート発展していく様は余りにもドラマティックで、びっくりです。「詩とメルヘン」はサンリオ出版社です。
やなせ先生の柔らかで前向きで強いメッセージ。哲学。
私がアンパンマンのキーホルダー持ってるのは幼児性ではありませんよ。哲学を持ち歩いているんです。
だいぶに、書いたエッセイ「アンパンマンの精神」とそれに登場した歌のピアノ弾き歌いメドレーを、またお時間のある時にみて下さい。
長文読んいただきありがとうございました。