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sonny karha
2016年10月31日 21:17
僕は一時期、図書館で働いていたことがある。その時、大林さんに出会った。大林さんは声が大きくて、いつも顔が赤く、目が据わっている男の人で。誰と話すときも敬語だった。そして誰の目も見ずに会話をしていた。そんな大林さんが初めて僕に興味を持ったであろう時は、はっきりしている。仕事の帰り道、僕は数人の同僚と歩いていた。私はそのとき、小学生の時にイタ飯を炒めた飯だと勘違いしていたことを