大先輩の背中
金曜夜のパトロール。
2軒目は銀座のとあるクラブ系列で別フロアにあるカウンターだけのダイニングバー。
生ピアノはライブ活動しているプロのミュージシャン。
(私がそのお方にピアノの個別レッスンを受けている話はまたいつか気が向いたら。)
入って座ったら隣の席の男性の横に、コロナ禍でテレビやネットニュースによく登場している系列全店を立ち上げたオーナーママがいて楽しげに話していた。
山崎をハイボールにしてのんでおしゃべりしていたらふと耳に「Aさん」
ん?
隣の男性をよく見たら、めちゃくちゃ尊敬していて経営者としても憧れている超絶カッチョ良い大先輩のIT会社会長だった!
「Aさんじゃないですか!」
「おーおまえか!」
久々の再会!
Aさんはオーナーママ紹介新人女子の相手をしていたので、店側の営業を邪魔しないよう挨拶だけして一旦ホームポジションに。
私もピアノの先生他とおしゃべり。
先方女子がトイレに立った時改めて話しかけた。
写真の胡蝶蘭は今年の2月に私の会社を虎ノ門に移転した時、Aさんが贈って下さった花。
なんと2ヶ月そのまま花が落ちなかった!
大先輩の活力そのものですげーと感心していた。
そのお礼も対面ではしてなかったので改めて。
先輩のボトルは2ランク上の高級酒でやっぱりカッチョ良かった。
一杯いただいて乾杯。
「俺が居ない時でものんでいい。なくなっても入れなくて良いから。」
店長に伝えてもらったらそれはNGだった。
確かにお客さん毎に担当女子が決まってるシステムなので、それやると担当にポイントがつかなくなる事になるから当然か。と後で気づいた。
いやーおかわりはロックでのんだら更に味わい深し。
先輩もついでくださるもんだから、たらふく頂いた。
Aさんは70歳位。
Aさんの先輩であり私に営業を教えてくださった大恩人師匠Tさんに、ある時紹介して頂いた。
「え?お知り合いだったんですか?」
「そうなんだよ。俺の友達。」
なんなんすか!このカッチョ良さ。
若輩めちゃ嬉しい紹介ですよ。
思いだせば一昨年亡くなったTさんも私を誰かに紹介してくれる時"俺の友達"って言ってた。
確かにTさんと私はタブーなしでなんでも話せるというか、なぜか色んな相談を受ける程の飲み友達になって、毎月のように色んなイベントも主催していたけど。
50人位リアルで集まるセミナー&飲み放題パーティーは20回位やったか。
お二人とも同じ外資系大企業で働いていた。
Tさんはご褒美海外旅行何度も行くようなトップ営業マン、引退後に研修会社を設立。
Aさんは財務担当役員までやって、後に独立してIT企業を設立、東証二部上場した翌年に東証一部上場させたどすげー経営者で今は代表取締役会長。
私も俺の友達って言われて相手が恥ずかしくない人物になって、次世代を可愛がろうと改めて誓いましたよ先輩方。
そして。
シメでAさんに頂いたお言葉。
===
おまえにはすごく才能がある。
でもたくさんやりすぎだ。
フォーカスしてもっと金持ちになって遊べ。
Tさんはおまえが継いでいる。
家庭、仕事、遊びのバランスも大切だぞ。
良い報告待ってるからな。
困った事があればいつでも俺に言ってこい。
===
先輩、自分シビレました。
なんなのこのデカくて格好良すぎる背中。
粋ってこういう事でしょ?
もっとチャレンジしますよ。
そしてアッシもどすげー報告しますぜ。
次世代の若者に刺激を与え続けられる大人になります。
先輩方ありがとうございます。
本当に感謝しかない。
運は良い方。
縁にも恵まれる方。
いろんな分野で人に恵まれ、刺激をいただき、助けてもらいながらなんとか生きてます。
恩は世の中に返します。
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