パワハラによるうつは精神疾患なのか?(当事者の視点から)
最近、Xで
「うつになりやすい人もいるが、うつにさせやすい人もいるのではないか。」
「本人が自覚していないからタチが悪い」
とつぶやかれている人がいました。
その返信に、「うつ」をパワハラに置き換えて、パワハラも同じ、と言われている人がいて、
どちらにもとてもシンパシーを感じました。
私の仮説ですが、
いじめがあったときに、極端な場合に、いじめられたほうが不登校になる、転校するとなって、いじめたほうに対策がされなかったら、
いじめる人は繰り返すのではないか。
皆が皆そういう人ばかりではないが、そういう人が大人になって、
パワハラをする、人に圧力をかける、そしてまたかけられたほうが、休職、退職して、かけたほうに対策がなされなければ、
延々繰り返されるかもしれない。
極端な仮説ですが、パワハラを受けてうつになった人より、
パワハラをかけやすい人のほうが、本来はカウンセリングなどを受ける必要性があるのではないかと思います。
と、偉そうに言いながら、自分自身も先生業のときに、パワハラまで行かなくても、圧力をかけてしまっていた時はあったと思います。
私の場合、相手はいつでも辞められる状況にあり、自覚ないのに離れられたときに、ショックで我が身を振り返り、未熟な人間性と向き合ってきた経緯があります。
今も、常に気をつけなければ、と心しながらの今の発言です(笑)
生きづらさの居場所や当事者会で会う、苦しんでいる当事者には、少し繊細ではあっても、とても常識的で気配りのできる方が多いです。(繊細だからこそ、人への配慮が効く側面も。)
「パワハラをかけやすい人」がいない環境だったら、何の問題もなく社会生活を送れていた人も多いのではと思います。
そういう方々が、長年精神疾患として苦しまれていることに、釈然としない思いがあります。
(薬物の効果は重要、障害福祉サービスの利用も是としたうえで。)
いじめるほう、パワハラをかけるほうへの対策も、もっともっと考えられなければならない問題だと思います。
参考になる記事を見つけました。