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The other side

”極”に立つことは決して悪い事ではないのかもしれない。
”極”に立つ事は、自分の現在位置を知る手がかりとなる。
”極”に立つと向こう岸からの言葉が批判的・攻撃的な言葉に聞こえる事がある。
批判的・攻撃的な言葉は、言い換えれば自分の現在位置(アイデンティティ)を示している事に繋がる。
向こう岸からの言葉を批判的・攻撃的な言葉として認識する”私”は、一体何を大切にしているのだろう。
なぜ、批判的・攻撃的に聞こえるのか?にフォーカスすると、
自分の現在位置が次第に見えてきてこちらから見えている景色もわかってくる。

自分に現在位置があるように向こう岸から批判や攻撃を仕掛ける”相手”にも、現在位置はある。
自分の現在位置がわかると、相手の現在位置に移動して、向こう岸の批判や攻撃を仕掛ける人たちが見ている景色を見る事ができる。

「なるほど、向こう岸からはこう見えていたのか・・・」
「こちらとの景色とはまるで違うな・・・」
「向こう岸から見たら・・・ なるほど、あのような言葉になってしまうのも、気持ちはわかる・・・」
「彼らも私たちと同じように、憂いていたり、悲しんだり、苦しがっている。出している声は違えども、想いは同じだったんだ・・・」
「真ん中に流れている川は同じなのに、それぞれの岸から見えている景色は全く違うから、声が違ってくるんだなぁ・・・」

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