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父のスマホの解約で一悶着

大袈裟に言うと「ようやく長い闘いが終わった…」という感じ。
亡父のスマホの解約で色々トラブルがありました。

「そのような契約は存在しません」

父の葬儀が終わると、数々の解約や変更の手続きが待っていました。
悲しんでいる暇もなく、職場から忌引きをもらっている間に片付けなくてはなりません。
ネットや電話でできるものは後回しにして、実店舗に出向かなければならないものから片付けていきます。
父は、特に長話をしなければ、月1000円以下で維持できるK社のスマホを持っていました。
サービス終了となるギリギリまでガラケーを使っていたのですが、終了の少し前に機種変をしていました。
私とは携帯会社が異なるので「家族割になるしd社のスマホにしない?」と誘ったものの、維持費も安いからこのままでK社でいい、とのことでした。

解約について問い合わせてみると、実店舗での手続きが必要とのこと。
最短で行ける日に予約を入れて、店舗でも結構待たされて、ようやく順番が回ってきました。
念のため、本体だけでなく直近の請求書や領収書も持参して行きました。
席に着いて、手続きが始まったところで言われたのが「そのような契約は存在しません」?!
そんなはずはないからよく調べて欲しい、とお願いしましたが、父の契約が見当たらないとのこと。
もしかして(絶対ないけど)母の名で契約したのか、生年月日を適当に登録したのか……色々試してもらっても、やっぱり契約の事実が見当たらない。
契約がなければ解約もできないと言われてしまいました。
ということは、このままずっと父の料金を払い続けるのか……???

携帯ショップとしてありえないミス

店員さんの胸元に「研修中」の文字を見つけたので「上司の方に変わってください」とお願いしました。
最初は同様に契約は存在しないとのことでしたが、「もう一度最初からやり直してみますね」と、携帯番号を入力するところからやっていただきました。
そしてようやく原因がわかったのです。
「あなた(研修中の店員)、番号間違ってるじゃない!!!」
そう、最初に入力した番号がそもそも間違いで、存在しない契約を検索していたのでした。
携帯ショップの店員が、番号を間違えるなんて……、そこ、一丁目一番地じゃない??

料金についても一悶着

何とか解約が成立して、残るは料金です。
三月は二日しか生きなかったけど、日割り計算はせずに、丸々一ヶ月分が請求されるのだそう。
今回色んな解約を経験しましたが、日割り計算してくれる所、二日だけなので料金はいりませんという所、先払いした分を返金してくれる所など、ありがたい対応がほとんどだったので、K社の対応は少し残念でした。
しかし、支払い義務があるならばもちろん払います。
ただし、父の口座はいずれ凍結されるだろうから、引き落とし不能になる前に、振込で支払っておきたいと料金センターに連絡をしました。
これについても、最初の担当者は「じゃあ今すぐに振込用紙送りますねー!」だったのに、いつまで経っても送られて来ないため、問い合わせたら、実は引き落とし不能になってからでないと、振込用紙は発行されない仕組みなんだと、後からわかりました。
結局は、相続手続き中だったため、父の口座から引き落としが可能だったようで、今日その領収書が送られてきました。
そして、今回がラスト、次回の請求が無いことも確認できました。

……長い闘いが終わった!!

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