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【バックオフィス総括 ホリホリさん】‟働くママが会社の中核を支えるまでの7年間”


▶ホリホリさんのお仕事内容と勤続年数を教えてください。

私がノベルワークスに関わり始めたのは、1日2時間程のお手伝いから
でした。それを含めると勤務年数は約7年ですね。
子供が生まれるときに前職を辞めて、生後半年くらいの時に満村さんに
お会いして、そこからノベルワークスで働き始めました。

職務内容は、バックオフィス業務、経理、人事労務、法務、総務、庶務、ISO、情報システムです。


▶1日単位・1週間単位の働き方を教えてください。

ルーティンは特に決まってないですね。
ただ、業務の種類を自分で3つに分類しています。
一つ目は、経理・人事・労務系の業務は、既定の日に必要な手続きの業務。
二つ目は、突発的に日々入ってくる業務が多くて、受託開発チームから契約書や請求の作成依頼があったり、広報チームから雇用契約の用意を依頼されたり。
三つ目は、それ以外に、自分が新しくやりたいことの3本立てです。

満村さんから「こんなんできんかな?」と言われることを受けとめてやって来たら、やれることが増えてきた感じです。


▶ホリホリさんは3人のお子さんを育てるママさんですが、
お子さんがまだ小さくて大変だった時期は、どんなふうにお仕事と両立されてましたか?

初めの1〜2年は、業務委託のような自由なスタイルで、時間の空く夜間に働かせてもらっていました。

皆と同じ日中の時間帯(コアタイム)に働いていなかったので、
できる業務が限られていました。なので、日中に仕事の依頼をもらって、
家事や育児がおわって、夜22時以降から契約書の確認や作成などのお仕事をしていました。

末っ子が幼稚園に行き始めてコアタイムで働けるようになってからは、勤務時間が増えたことはもちろん、皆と同じ時間で働けるからこそ、断然やれる業務の幅も増えてきて嬉しかったです。

それから1年後、4年目にして正社員になりました。


▶正社員になったときはどんな気分でしたか?

そうですね。やっぱり、コアタイムで働くまでは、家事育児をしながらの
働きにくさをすごく感じていました。例えば「もっとこうしたいな」と
思っても、時間の制限や皆と同じ時間に働いていないので解決できない
問題があり、モヤモヤすることがよくあったんですよね。
なので、やっと正社員になってやりたかったことを試せる環境になったので「よしっ!」て感じでした。(笑)


▶これまで長年お一人でバックオフィス業務をしてこられて、
去年新しくハルハルさんが入社されましたね。
2人体制のバックオフィス事業部になって、どのようなことを意識しながら働いていますか?

入社してくれたハルハルさんは、基本何でも一人で出来てしまう方なんです。去年1年間の私の反省としては、ただ二人でもくもくと作業していた
だけになっていたことです。
もっと声を掛け合って、定期的に業務の振り返りをしたりして、
2人でチーム感をもって今年は仕事をしていきたいと思っています。


▶半リモート(約週1回出社)で働かれていますが、
はるはるさんとはどんなふうにチームのコミュニケーションを
とっていますか?

ちょっとしたことでも作業が完了したら「終わったよ!」とか「こういう風にしました~!」とかいう情報共有をslackでやり取りしています。

文章にすると、かしこまっちゃいがちなんですが、対面のノリのまま、
気軽に「終わりました」とか「これやっといたよ〜」と声を掛け合って
ます。そうじゃないと何をやっているかお互いに認識しあえないし、声をかけられて嫌な気持ちには誰もならないと思うので。
むしろ、「一日何も音沙汰なかったけど大丈夫?」って心配になっちゃうので、遠慮なくメッセージしてほしい!

自分の存在をアピールするために「見たよ!読んだよ!良かったね!」とか、思ったことをちゃんと表現しないとリモートだと伝わらないので
「めっちゃウザい!」と思われるくらいやっても全然いいのかなと思います!

ノベルもコロナ渦では在宅勤務が多く、「ちょっとしたコミュニケーションが重要だよねー」という話がよく出ていて、その時期から皆で意識的にするようにしています。

▶ホリホリさんのいまのお仕事のやりがいや楽しみを
教えてください。

会社がどんどん大きくなってメンバーも増え、会社らしくなってくる中で
皆が働きやすく、皆の持っている個性や能力を出しやすい環境にしたい
というのが一番の目標ですかね。

新卒で入ってくれる人たちにとっては、ノベルが新社会人としてこれから
仕事していくためのベースになるのでそのマインドや環境とかを提供できる場になっていったらいいなと思っています。


▶バックオフィス業務での葛藤は?

会社のルールや方針がうまく伝わっていないなと思うことはありますね。
申請方法だけじゃなく、その背景にある社会のルールや私たちがその制度を導入した想いのところまでがなかなか伝わっていないので、そこは課題ですかね。
皆の見えないところで、私たちもだいぶ労働形態について調べて改善してを繰り返しているので、もっと「こんな働き方をしたい!」とか要望を言ってもらいたいんです。
「裁量労働制になったからこう働かなきゃいけない」じゃなくて、その中で「自分はこの時間を優先したい」とかどんどん言ってほしいし、そうやってみんなの意見をもらうことで、より良い仕組みにブラッシュアップして
いきたい
と思っています。

皆さんそれぞれ働きやすいペースや置かれた状況があるし、そのための環境を整えるのが私の仕事だと思っています。

私自身もついつい管理者目線で「こんな風にやってください」と連絡しがちなので、もしかしたら「ルールばっかり増えるなぁ」という風に伝わっているかもしれません。
なので、今後は「こういう想いや理由があってやってるんだよ」という部分をちゃんと伝えないとなぁと思っています。


▶ノベルに入社した経緯や決め手は?

私がノベルのお手伝いをすることになったきっかけは、
満村さんの奥さんでした。

私の前職の先輩で、出産をきっかけに退職する話を奥さんに聞いてもらったんですけど、すごく泣いてしまって。退職は自分で決めたことだったんですけど、奥さんのようなスーパーウーマンになれないという負い目や、もっとやりたかったという感情があふれ出てしまって。(笑)

そんなことがあって、退職、出産して半年たったころ、奥さんから
「ちょっとやってみない?」とお声がけを頂いたんです。

満村さんによると、その時社員は3名程で、営業マンやエンジニアなどの
フロントマンはいたんですが、お客様との契約・納品後に料金の回収をする人がおらず、事務職の人を探しているとのことでした。

私の都合に合わせて1日2時間の短時間から働いてもいいとのことでした。
リアルなお仕事に繋がり続けているというのは、何もしないよりすごくいいなと思い、喜んでお話をお受けしました。

家事と育児をしながら、夜のうちに契約書や請求書の作成ならちょこちょこできるので、そういうところからお手伝いを始めたという感じです。

細々とでもお仕事を続けられたということはすごくありがたいことでした。
一旦離れてしまうと入ってくる情報もどんどん遅れていくので、短い時間でも業務に携われていたのは、本当にありがたいことだなと思います。


▶入社してから現在までで、ご自身で「変化した・してない」
部分はありますか?

変わった部分で言うと、
一般的な会社だと勤務時間が決まっていて「9時~5時に出社してたらいいんでしょ」という感覚が少なからずあったんですが、その点は変わりました。
私の働きやすい時間に合わせて働かせてもらってるので、
「その分、短い時間でやるべきことをちゃんとやらなきゃいけない」という自律心や責任感が身についてきたと思います。

変わってないところで言うと、
どんなことでも「受け入れてやってみるスタンス」は変化していないと思います。そのおかげで今自分のやれることが増えていますし、いろんな可能性を広げて頂いていると感じています。

昔の話なんですが、社会人になりたての時、
本当は営業職になりたくて入社したんですけど、配属されたのは企画職でした。「やりたかったことと違う…」と思ったんですけど、実際そこで働いてみたら「自分の見えている視野が狭かったんだ」ということに気付いたんです。
きっと、はじめから営業に配属されていたら全然何も分からないまま、数字を追うだけになっていただろうなと思います。
その時、「与えられたチャンスや機会は、なるべく受け入れたいな」と思いました。

「自分の知識や経験だけで知っていることや考えていること」というのは
限られています。なので周りから与えられる ”学ぶ機会” を大事にしたいなと思っています。
何でも受け入れてみよう!というのが私の変わらないスタンスです。


▶家庭との両立もされつつ、ノベルで長年働いてこれたのは
なぜなんでしょう?

一般企業なら、勤務時間帯が決まっていたり、毎日出社しないといけない
と思うんですが、その点、ノベルワークスでは自由な働き方を認めて
もらっている点が長く働けている秘訣だと思います。そんな風に働かせて
もらっている分、「頑張らないといけないな」と思います。


▶ホリホリさんのように子育てしながら働きたい人に、
伝えたいことはありますか?

コロナ渦を経て、いろんな働き方ができるようになりました。

自分自身の経験を通して感じたことがあります。
細々とでもいいし、正社員とか雇用形態にこだわらなくてもいいし、仕事の割合を少なくしてでもいいから、何かしらリアルなお仕事に携わり続けられるようにするのがいいと思います。
私自身、出産で仕事から少し離れていた間、新しい情報についていけなく
なるんじゃないかという不安があったし、そんな時に2時間だけでも仕事に
つながれることが、すごく嬉しかったんです。


▶今後の目標やキャリアビジョンはありますか?

今まで自分がやってきた「経験や知識を体系的に整理したい」とは、ずっと思っています。それをどうアウトプットするのかはまだ分からないですけど。でも資格を取ったり独立したいとかは思わなくて、私はこれからも組織の中で働きたいなと思うので。


●筆者まとめ
たとえ2時間でも、家事育児の合間に仕事を続けるのはとても大変だと
思います。見事正社員になり、今では会社の中枢を支えるバックオフィス
総括をしているホリホリさんの「仕事を続けたい!」という情熱を
感じました。
「誰かの‟やりたい”をサポートすることに仕事の楽しさを感じる」と話す
ホリホリさんは、「ノベルのお母さん」として皆を温かく見守りつつ、
中心でどんと構えていてくれる、無くてはならない存在です。

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