【プロジェクトマネージャー フジイさん】豊富な経験で得たエンジニアとしての働き方を後輩へ繋ぐ
代表の満村との縁でノベルワークスに入社したフジイさん。
ノベルで働きはじめた理由は、「満村さんへの恩返し」だと言います。
フリーランスとして数多くの企業で働いた経験を持つフジイさんが考える「エンジニアの働き方」をインタビューしました。
1、この人のために働きたい、恩返しの入社
Q1、入社のきっかけを教えてください。
キッカケは満村さんに誘われたからです。
正直、当時東京での仕事はとても充実していました。「期間契約じゃなく、ずっといていいよ」と契約先の方に言われましたが、同じことをずっとしたくないのでそれはお断りしていました。
「忙しくなったら教えてね」とだけ伝えて契約期間が終わると、半年ほど休んでまた働く、そんな日々を繰り返していました。金融機関システムの知識をもつ人材は少なく重宝されていたので、給与もしっかり頂いていました。
知り合いも居るし何不自由なく東京で生活していましたが、「この先もずっと満員電車で通勤する生活を続けるのか?」と問い直したとき、ちょうど満村さんから「関西に来ない?」と誘いを受けました。
条件も良かったので「いいよ」と返事したのが入社のきっかけです。
もちろん「満村さんに誘われたからOKした」というのもあります。
お世話になった人が困っていたら、何か手助けしたい。だから東京の生活を捨てて誘いを受けました。
Q2、なぜ恩返ししたいと思っているのですか?
派遣時代、他社から同じく派遣として来ていたのが満村さんでした。
当時は毎晩遅くまで仕事して、ご飯食べて、また仕事して。満村さんも同じような働き方をしていたので気付けば四六時中一緒に過ごしてました。
そんな風にしてると信頼関係も築かれていって。
満村さんは僕より知識も経験も豊富で、右も左も分からない金融機関のシステムの仕組みについて教えてくれました。同じ会社の先輩でもないのに私のスキルや経験値を引き上げてくれたんです。
満村さんは、忙しいのに四六時中、誰かのために時間を割いていました。
たとえ部署や会社が違っても関係なく、協力を惜しみません。
「プロジェクトを達成するためなら、そんな垣根関係ないでしょ」ってことらしいです。それって「すごいな」と思いました。
とにかく自分が大事にしたい人に対して、トコトン優しい人なんです。
「満村イズム」というか、そういう信念がある人なんですよね。
僕はそんな人にいつも幸せでいてほしいと思ったから、ノベルワークスに誘われたとき、「この人のために働きたい」「この人を今度は私が助けてあげたい」と思い入社しました。
入社当初のノベルワークス はまだ黎明期で怒涛の日々でしたからね。
未経験の子が多かったので、業界は違えど自分が満村さんから培ってきた知識や経験を還元したいと思いました。
ちなみに今は安定しているので、もう恩返しできたと思ってますけどね(笑)
2、管理職のお仕事
Q3、仕事の内容を教えてください。
仕事内容は、主に受託開発部のプロジェクトマネージャーとしてチーム全体の案件進捗管理やタスク管理をすることです。他にも、案件の仕様をまとめたり、お客様のアプリ修正やアプリのプロトタイプを作って提案したり、チケットプランの開発依頼があれば担当しています。
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Q4、プロジェクトマネージャーとして意識していることはなんですか?
●話しやすい環境づくり
できてるか分からないけど、メンバーから何でも話してもらえる環境づくりを意識しています。
僕は全部の案件に関わっているわけではないので、相談してもらえないと個々で困ってることが何か分かりません。
なので「困ったら何でも相談してほしい」と頻繁に伝えています。
訪問の際の移動時間や、昼食を外で食べる時など、雑談でも質問でもしやすいよういつもフラットな空気感をもつことを意識してます。
一人で抱え込んでしまわないよう、気軽に早い段階で相談してもらいたいなと思います。
●人によって感じる負荷は違う
進捗確認するときは、負荷のかかり具合を一人一人詳しく聞くようにしてます。例えば、
・量は多いが一つ一つは簡単で地道にやったら終わるもの
・お客様との面談やメールの返信が大量にあって慎重に対応が必要なもの
などタスクの種類は様々ですが、どちらを負担に感じるかは人それぞれです。だから一人一人に「遅れている原因」をしっかり聞いて、時には一緒にタスクを整理しながら分担したりなど、進捗が遅れないようメンバーのタスクを調整しています。
3、働く姿勢と向き合い方
Q5、仕事していて楽しいと思うポイントはどこですか?
システム開発は、必ず答えがあるから楽しいんだと思います。
プログラムを作ってて、どれだけ間違えても分からなくても、作っていれば進んではいる。やり続ければ必ず答えにたどり着くし、誰かにレビューをもらってすり合わせればもっといいものができる。そうやって必ず完成させることができるのが楽しいです。
Q6、派遣時代も含めこれまで、レビューされるときに「間違えちゃった、だめだな」とか「何度も確認してもらって申し訳ないな」と思うことはありませんでしたか?
そんなこと思っちゃダメだよ。
レビュワーの人と一緒に作っていく感覚でいなきゃ。
「レビューしてくれてありがとうございまーす!」って思おう!
僕もエンジニアになりたての頃は、ダメだなって思うことはありました。
でも、どれだけ自分で頭ひねって作ってもどうせ指摘される。そういうものだからさ。
それなら、ある程度作って動かしてみて、「あ、動くな。この考え方でいいわ」と思ったら60点程の完成度で見てもらう。レビューをもらって修正を重ねて完成までもっていく。そのやり方のほうが、経験上、評価が高いと思います。
それに、はじめから100点目指してたら指摘されたときにめっちゃ落ち込むけど、60点で出したなら落ち込まないよね。今60点だと思いながらただ100点を目指す。
僕は今でも見積書を作るのが慣れなくって、とにかく作って、満村さんやトシさんに見てもらってます。
「安すぎる、管理費とかテスト費用も載ってないよね」とかめっちゃ指摘されるけど、それを次に活かしていけばいいんじゃないかなと。
そんな風に仕事していけばいいと思ってます。
Q7、今後、後輩たちに伝えていきたい事はなんですか?
そうですね。2つあります。
「解決策まで考える習慣づけ」と「誰かに質問できる環境で仕事する安心感って大事だよ」ってことですね。
一つ目。
エンジニアとして進捗を遅らせないことは基本ですが、どうしても遅れてしまったときにちゃんと自分で解決策まで用意して打合せに臨むよう、習慣付けておくことは大事です。
例えば、頭の回転が速い人が論理的に相手の逃げ場をなくして、「ごめんなさい」しか言えないようにさせちゃう場面を多々見てきました。それって責められている人は可哀そうだけど、遅れたならせめて解決策を考えて、論理的に相手に説明することは必要だよなとも思います。
でも、ただただ責めるだけだと、相手は「ミスしたらまた怒られる」ってことで頭がいっぱいになって、解決策を考えられなくなる。最悪「遅れないようにテストを省いちゃおう」とか良からぬことを考えるかもしれない。
一番いいのは、「なぜ納期に遅れたか?」「次はこうしよう」「巻き返すためにこんな対策を取ろう」と自分自身で解決策を考えられるようになること。そして進捗確認の場面で、相手に納得してもらえるよう説明すること。
それができれば、また一歩、一人で案件を担当できる未来に近づくと思います。
二つめ。
仕事は出社時や就業時間内でやるのが一番いい。「疑問があったらすぐに誰かに聞ける」ってすごく安心して仕事できる環境なんだよね。それをフルに活かしてほしいなと思う。
精神的に辛いのに、家に仕事を持ち帰ったり、土日も仕事したりとかしないでほしい。もちろん、自ら精力的にやってる人はいいんだけど。お金を稼ぐために仕事は必要だけど、でも仕事ごときで心を病んだりしてほしくないからね。
そんな意味でも、何かあったらすぐ相談してほしいです。
4、ノベルワークスの今後
Q8、今後ノベルワークスはどうなっていきたいですか?
皆が自立して働けるようになれたら嬉しいですね。皆のスキルや経験値が上がって、1人で案件を引き受けられるほど力を付けてくれたら理想的です。
個人の能力が上がると、メンバー同士でお互いをフォローしあえる。そしたら、管理職も必要なくなって、新人さんが入っても部署間の垣根なく皆でフォローをしてあげられる。
僕は新しいことができるかもしれないから、満村さんに「なんか新しい部署作ってくださいよ」って言えますし。そうなったら最高ですね。
そのために、僕が教えられることを今皆に伝えていけたらいいかな。
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