
発言の作り方を共有したい
ここで話すこと
ここでは、他人との会話の方法(例えば空気を読むとか、聞き手になるとか)は書かない。
発言の作り方について、私が馬鹿みたいに考えていることは、他人は自動で行っていることなのか、どれほど共感されることなのかを知りたくて、発言の作り方を書く。
私は語彙力があまりないため、自分の思っていることや感覚を、どんな言葉でもピンと当てはめることができない。
全ての感覚に言葉が当てはまるわけないし、言葉の数そのものが少なくて、伝えたいのに言葉が存在しないことはよくある当たり前のことだと思うのだが。
だから、先に言っておくが、一方的に書くことのできる文章だと要約できずに長くなる。
他人は自動で発言を作っているのか
私が会話に関しての困りごとを言うとき「そんなこと考えていない」「そんなことを考えていたら疲れる」とよく言われる。
私は手動で発言を作っている感覚がある。
だが、自動になかなか移行できない。
私のように手動の感覚を持たずに、自動で無意識的に、省エネで会話できる人たちは恐らく存在している。
まず、私は自分の思っていることと逆のことを言えるような器用さはない。
思っていることの中から言葉を探している。
例えば、私からすれば明らかにその人が悪い行動をしていても、初対面なら「まぁ自分が悪いと思ってないことで謝りたくないのはわかるけど……」といった具合に、この場合初対面の関係性だったのは大きいが、思ったことの中から言葉を探している。
一体他人がどのような感覚で会話しているのか、私は日常的に考えている。
馬鹿真面目に発言の方法を考え続けている。
それは無駄なことかもしれないが、考えずにはいられない。
あわよくば会話の感覚を書いた記事や、自分の会話のやり方をコメントで共有してほしい。
私の発言の作り方=作業
①相手の言っていることを理解する
②何を言うか考える(相手の言葉の定義を聞くのか、質問に答える場合エピソードを選んだり、感覚を言語化したり)
③文章を組み立てる
④、⑤文章全体のイントネーションを作る、イントネーションと単語を一致させる(順不同)
⑥声のトーンや声量をコントロールする
⑦発言
これを馬鹿真面目に、手動でやっている感覚が私の中には存在する。
そして、つい日常的に会話の方法を考えてしまう。
対面の会話では恐るべきスピードでやらなければいけない作業で、たまに単語を間違えて言い直すが、そんなこと気にしていられないくらいのスピード感である。
『海辺のカフカ』では、主人公が会話をするとき、主人公の頭の中に存在するカラスと呼ばれる少年に、感覚の言語化を任せている。そのわずかな間は主人公は時間をつぶし、カラスが頭の中に言語化されたものを連れて戻ってきたらそれを人に話す、という場面がある。
私はこの会話の感覚にも近く、下記のodの会話自動化の話はまさにこれである。
私はずっと東京にいるが、イントネーションを標準語に合わせることが難しいときもある(他になにかの方言というわけではなく)。
頭の中に思いつく日本語(方言も年齢層もフィクションでありがちな口調もごちゃ混ぜの日本語)と、日常会話で使う日本語を別物のように感じる時もある。
口頭より筆談ベースであり、こうして文章を書くことは私にとってはとても楽で、読み書きの方がエネルギーを使わない。
エネルギー消費の代償
ほぼ思ったことを言っているし、文章を組み立てている感じがするので、当時自分が何を言ったか、一言一句合っている自信があるレベルで、再度同じ文章を作ることができることがある。
ただ、相手の発言も思い出し、言質を取っている気分になってしまうときもある。
もちろん、何を言われたか、何を言ったかを覚えていない時も多い。
そして、何よりの代償は、対面の会話にとんでもなくエネルギーを使ってしまうところにある。
毎日の会話には耐えられない。
会話への自己救済としてのメンヘラ性
これらの手動の作業を、お酒やodをすることで、ある程度自動化できると思っている。
私はもうしばらくodはしていないが、していた頃は、薬に作業を頼んでいる感覚だった。
人と会うときに、言わなきゃバレない程度に飲むことで、自分が感じる作業量を減らすことができ、作業分担契約のような自己救済だった。
私「今日は作業量が多いので任せた」
薬「やっておきます」
薬「やっておきました、シラフに戻ってください」
私「もうシラフに戻っても問題ない作業量です、感謝」
のように
病院の先生には、「普段はブレーキをかけすぎているけど、お酒を飲むとブレーキが外れるんだと思う」とも言われた。
発達障害に依存症が多いのは、困りごとを物質が解決してくれるから、という説があるが、まさにそれだと思う。
発言の作り方をあわよくば教えてほしい
脳内でどのように発言を作っているのか、どれくらい手動/自動で行っているのか、他の人の感覚がわからない。
他の人の会話の仕方を体験することはできない。
空気を読むとか、相手のことを考えるとか、そのようなことではなく、口頭での発言の作業を書いたnoteや本、
またはここに書いたことのうち共感できるところはあるかを、よければコメントで教えてほしい。
他人がどのように考えて発言しているのか、興味がある。