机のこだわり。
何かしら作業をすることが多い人間にとって机というのは1日の中で、いや人生の中で使う道具としてとても大きな要素を秘めているのではないだろうか。
高さや素材もそれぞれで、そこに付随される椅子もまた多種多様だ。
私は常々立って作業ができる場所を求めていた。
実家にはそれがなかったので、ベッドの上に低い机を置いて、その上に座布団を置くといった簡易立ち作業台を作っていた。
こんなことをしている人は少ないのではないかと思う。
この度古民家に住むことになり、新しい机を買わなくてはならない。
高さとしてはバーカウンターくらいか、それより少し低いくらいかの机が必要だった。
自分の部屋になる予定の2階を思い浮かべて考えた。
そして思いついたのだ。
あの部屋には押し入れがあったのだ。
押入れの蓋、違うな、扉、ドア?を取ってしまって、そこを机として活用できるのではないかと。
実際に立ってみるとちと低い。
うーん、、。
助っ人にあと10㎝ほどあげたい高さ部分をどのようにするのが良いか聞いてみると良い案が。
底上げできるコの字の板を用意してもらった。
ベニヤ板なので触り心地が良いとは言えないが、何か布を引けば良いだろう。
無事に立ち作業台が出来上がり助かった。
押入れは横に広いので、全ては底上げせずに半分が立ち作業、もう半分は居座って作業できるようにしてみた。
ここで問題なのが椅子だ。
元々実家で使っていた勉強机に付いていた椅子をそのまま使えないかと持ってきてみたが、机部分が高すぎて使えない。
脚立を椅子として使えないかという案も浮上していたが、座り心地が悪すぎて却下された。
椅子の有無は今後の課題である。