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【子どもの才能潰してない?】子どもの才能がぐんぐん伸びる!3歳児の発達段階の特徴と音楽指導の関連性

割引あり

1.はじめに

現在の日本のピアノ人口は約200万人とされている。その内訳は子どもが8割も占めており、子供の習い事としてピアノ等の楽器を習っている家庭が多くなっている。脳科学的にもピアノは子供の脳に様々な良い影響を与える、という論文もあるため、ピアノはとても注目されている習い事といえるだろう。
しかし、はじめは楽しくて通っていた教室だったが、テキストが進む度に練習しなくなったり、練習しないと先生に怒られたり、なかなか楽譜が読めるようにならない等つまずくようになり、結局辞めてしまう人も多いのも現実。
【なぜ出来ないのか?】これには多くの場合身体の発達に関する理由がある。子供は大人のミニチュアではない。子供の年齢別の発達の特徴や、その年齢はどんな時期なのか、を知ることにより子供に対しての見方や接し方が変わってくる。
この記事では、【うちの子にはセンスがない】【何でお友達はあんなに難しい曲が弾けるのに、うちの子は簡単な曲しか弾けないの?】【練習を聞いてると簡単な所が弾けなくてイライラする】など保護者目線の疑問と、ピアノをはじめ楽器の指導を行う先生、保育士さんなど子どもと音楽活動をする方に向けた、知っていてほしい!3歳児の運動発達と知的発達について解説。

音楽教育の重要性と目的については以下を参照ください。

3歳児について知ろう!

子どもは一人ひとり皆違う、感じ方や考え方もそれぞれ違っている

3歳児に限った話ではないが、子どもは一人ひとり皆発達の仕方、感じ方、考え方を持っている。成長や発達、そしてその子の行動や様子を観察することは、その子に寄り添い、その子の個性を伸ばすためにはとても重要なこと。
その子に合った、興味を持ってもらえる活動へ自然と導けるよう一人ひとりの成長を見守り観察し、発達や特徴を理解して音楽を大好きになってもらたら、と願っています。

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