マールボロ・ボックス
タバコレビュー第4弾です。
今回も前回のセブンスターに引き続き有名なタバコのレビューです。
マールボロでもマルボロでも赤マルでも色んな言い方がありますが、今回はマールボロと製品の日本における正式名称に則って読んでいきます。
というわけで今回はマールボロです。
タバコといえばこの名前を聞いた事のない方も喫煙者、非喫煙者関係なく少ないでしょう。
まずはマールボロの歴史を振り返りましょう。
発売は1924年のアメリカと古いです。
当時は両切りタバコが主流でしたが、フィルター付きのタバコとして発売。
そのため女性向けのタバコとして「Mild As May」というスローガンのもと売られていたそうですが、売上は低迷。
戦後、フィルター付きのタバコが主流になってくるのですが、その影響に合うかのごとく売上は伸びていきます。
もうひとつの影響として女性向けから男性向けへと大きく市場を移したこともあります。
「マールボロ・マン」というカウボーイの男性がマールボロを吸うという広告が大ヒットしたことも考えられます。
日本における発売ですが、1973年です。
当時は現在のフィットネス・モリス社ではなくJT(当時の日本たばこ産業)が発売しました。
ですので味わいなどはアメリカとは異なり日本人好みになっていたそうです。
2005年からは現在のようにフィリップ・モリス社が販売するようになりました。
ざっとこんな感じですね。
ではパッケージとシガレット本体を見ていきましょう
以前のような特徴的なパッケージから大きく変化したのは2015年のことです。
Marlboroとはっきりくっきりとした文字ではなく、このように視覚的にすぐにわかるように大幅なパッケージ変更が行われたようです。
ちなみにアメリカでは当初のまま変わっていません。
またFIRM FILTERですがこれは従来のフィルターから口当たりを向上させているとのことです。以前のフィルターは分からないのですが、少々硬いように感じます。
ふにゃふにゃにはならないのは良いですね。
味の方のレビューです
空気穴はちょっとあります。
プレーンフィルターです。
火を灯して1口目から濃厚です。
少々酸味があることが味の特徴の一つであり、アクセントになっていると感じます。
キック感もありながらも香ばしさ、ラッキーストライクとは異なりますが、深いコクを感じます。
日本におけるタバコとは異なりいかにも海外のタバコという味ですが、そこにある旨みは日本人にとっても十分に合うのではないかと感じますね。
バージニア、バーレー、オリエントのアメリカン・ブレンドでありながらもマールボロ独自の甘さを感じます。
口腔喫煙でも十分に楽しめます。
コーヒーなどと合わせるとよりこの甘さを感じることができると思いますね。
吸殻です。
結構フィルター自体はスカスカのようです。
マールボロは世界で最も売れているタバコの銘柄ですが、2030年にフィリップ・モリス社は日本における紙巻きたばこを撤退すると既に宣言しています。
時代と共に加熱式タバコといった紙巻タバコよりも社会的、健康的に良いとうたうタバコを売り出していくのでしょうか。
まだ売られているうちに吸っておこうと思います。
最後までご覧頂きありがとうございました。