わかば・KS
タバコレビュー第5弾です。
今回は第2弾のエコー・KSと同じくキングサイズとなったわかば・KSのレビューを行っていきます。
エコー・KSのレビューの際にある程度旧三級品、旧シガーなどの概要については触れたのでさほど振り返ることは無いのですが、わかばについてちょっと振り返っていきます。
発売は1966年です。
エコーは1968年なのでちょっと早いですね。
1960年発売、フィルター付きタバコの先駆者的なタバコであるハイライトと比較すると少し遅めです。
発売当初から旧三級品の特徴である値段の安さとフィルター付きの特徴を活かしたタバコです。
発売当初は人気はなかったのですが、2010年代以降のタバコ増税によって、旧三級品を除く銘柄が値上げの影響を受ける中で、据え置き価格である特徴よって銘柄別売上では、上位にランクインしたことのあるタバコでもあります。
しかしその優遇も2016年以降に段階的に撤回され、値上げによって徐々にその人気は薄れつつあるといえます。
ちなみに値上げ前の値段はだいたい200~300円ぐらいでした。今や考えられない値段ですね...。
わかばは元々フィルターロングサイズ(82mm)です。
エコーはレギュラーサイズ(70mm)ですのでちょっと長いです。
そのため値段はエコーより10円高かったようです。
今は両方500円ですけど。
わかば・KSについて触れていきましょう。
パッケージとシガレット本体です。
タール、ニコチンの値は以前の紙巻時代と比較すると19mgと1.4mgから16mg、1.2mgと少し減りましたね。
味についてのレビューです。
空気穴はありません。
プレーンフィルターです。
キングサイズなのできわきわまで吸っても指が熱くならないのがいいですね。
味わいの方ですが、エコーと比較しても雑味などはあまり感じません。
甘いといえば甘いのですが、ちょっと辛味もあります。ただシガーの頃より味わいそのものは抑えめなのではないかと感じます。
ハチミツとかリコリスといった甘さですね。
もちろんキック感もあり、吸いごたえは十分です。
エコー・KSと同じく、ドメスティック・ブレンドであると感じます。
個人的にはハイライトっぽい味がすると感じました。
シガーの頃より吸いやすくなって、ただ味わいは劣るかなとは思いますが、軸となる味は同じですね。
今は人気は落ちつつあるのですが、紙巻復活によってある程度また人気が再興するといいですね。
長い歴史のあるタバコですし、旧三級品の生き残りとしてエコーとともにこれからも歩み続けて欲しいタバコであると思いました。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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