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恋愛と嫉妬

恋愛において、
嫉妬は避けられない感情の1つだと思います。

誰かを愛すればこそ、
「他の人に取られたくない」
「もっと愛されたい」と思いますよね。

でも、その嫉妬が強すぎると
恋愛は苦しくなってしまって、
最悪の場合は関係を壊してしまいます。

哲学者の三木清は
「人生論ノート」という著書の中で
嫉妬について深く考察しています。

「嫉妬は単なる感情ではなく、
人間の本質に関わる問題だ」と述べています。

今回は、
三木清の考えをもとに
恋愛における嫉妬の意味と、
どう向き合うべきかを考えていきます。

嫉妬はなぜ生まれるのか?

三木清は嫉妬が自己愛と
深く関係していると指摘します。

恋愛においての嫉妬は
「もっと愛されたい」
「特別な存在でありたい」
という強い願望の裏返しだと。

また、嫉妬は比較から生まれます。

例えば、
恋人が異性と親しく話しているのを見て、
不安になるのは
「あの人の方が魅力的なのでは」
「自分は相手にとって本当に1番なのか」
と考えてしまうからです。

時には恋人の過去の恋愛や、
元恋人に対して嫉妬することもあります。

それは「自分が最も愛されている」
と言う確信を持ちたいからかもしれません。

嫉妬の危険性

嫉妬がエスカレートすると、
愛は信頼ではなく束縛に変わります。

恋人の行動を細かくチェックしたり、
疑い続けたりすると、
関係は次第に窮屈なものになり、
相手の心が離れてしまうことも。

また、嫉妬が強くなりすぎると、
最終的に愛が憎しみに変わることもあります。

「相手を愛しているはずなのに苦しい」
「相手が他の人といるのを見ると、
怒りや悲しみが抑えられない。」
といった感情が続くと、
恋愛は楽しいものではなくなってしまいます。

嫉妬とどう向き合うか

では、
恋愛においての嫉妬を
どうすればコントロールできるのでしょうか?

三木清の考えはこうです。

1.自分を深く知ること

嫉妬の根底には、
自分に対する不安や自己肯定感の低さが
あることが多いです。

自分に自信があれば、
恋人が他の人と話していても
自分が選ばれていると言う安心感を
持つことができます。

まずは自分自身を受け入れ、
「私は愛されているんだ」と
再認識することが大切です。

2.恋愛は所有ではなくて共存

三木清は、愛は所有ではなく
共存であるべきだと述べています。

恋人を自分だけのものにしようとすると、
相手を縛りつけることになります。

大切なのは、お互いの自由を尊重しながら、
信頼し合う関係を築くことです。

3.恋愛の目的を見失わない

恋愛の本来の目的は
一緒にいて幸せになることです。

でも嫉妬に囚われすぎると
恋愛が苦しいものに変わってしまいます。

この恋愛は自分を幸せにしているのか?を考え、
自分にとって健全な関係を築くことを
意識しましょう。

まとめ

嫉妬は恋愛において自然な感情ですが、
それに支配されると
関係が苦しくなってしまいます。

三木清の考えを参考にしながら、
自分自身を知る、相手を信頼する。

愛は所有ではなく、
共存と考えることで
健全な恋愛ができるはずです。


みゆりの場合

私もめっちゃ嫉妬深かったですね。
恋愛相手にもよりましたが…。
でも、私は束縛まではなかったんですよね。
束縛したら嫌われると思ってたからかなぁ。

こういうドラマも結構あるから、
共感できる人も多いんでしょうね。

DVも嫉妬が強すぎてってパターンが
多いのかな?という気がします。
してる方は実は自信がない人なんですね。
偉そうにしてますけどね。

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