〜書きとめたもの〜 1
ぼく
お母さんたちの記録部隊
61825
これがなんの数字か
今は分からない
洗練された
先送りの感覚
ぼくが確かめに行くんだ
やがてそれは
宇宙に置き去りになっている人々と繋がって
大きな輪になる
くるまっていた毛布を剥がすようにして
気付きを得たとき
それはたちまち
転がり出して
ひかり出して
支え合うんだ
とびきりの笑顔と一緒に
遮るものはひとつもなくて
ただそこに
そこここに
たゆたう雲に
囀る鳥に
分かる時は来るんだ
頬杖ついて
半分笑って
ここで見ているよ
知っているから
書きとめている詩のようなもののひとつ。
後から見返して、びっくりしたりするのだけれど
こうして外に出してみました。
こんな事が出来るようになった自分を
はずかしさや怖さと一緒に
そのまま抱きしめようと思います。
見つけてくれてありがとうございます
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