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ひとりで長谷寺に行ってみた!


鎌倉に土日も平日もないって話


平日なら人も少なそうだし、ひとりでも花相手なら緊張せずに、のんびり散策できるだろうと
アジサイで有名な「長谷寺」   
に行くことにした。しかし甘かったようだ。
鎌倉というのは、なぜ、こうも人が多いのか…
駅のホームからなかなか外に出ることが出来ない。
ようやくたどり着いた江ノ電のホームも人で溢れかえっている。

海外からの観光客、修学旅行の子供達、、、そうか、この人達に土日も平日も関係ないのだ。
長谷駅に着いても、ただでさえ狭い鎌倉の道は、人でなかなか進めない。
ようやく「長谷寺」に着いた時にはすでに疲れてしまっていた。

券売機で400円のチケットを買い、中に入る。
長谷寺は水子の霊を祀っているお寺なので、小さくて可愛らしいお地蔵さんがズラーっと並んだお姿は圧巻だ。
本殿にある大きくて立派な仏像も神々しい。
最近、若くない年になって、ようやくそのお姿が美しいと思えるようになった。



アジサイで癒やされる


長谷寺は山の斜面にあり、アジサイが咲いている辺りは階段を登っていかなければならない。日頃の運動不足がたたって、すぐに息が上がる。
しかし、そこを踏ん張れば高台から見える、色とりどりのアジサイと、眼下に広がる鎌倉の町と海の眺めは最高だ。
かつて、鎌倉幕府があった場所と思うと尚更、感慨深いものがある。


ピークにはまだ早い時期で、花の色もそれほど濃くなっていないが、じゅうぶん綺麗だ。
あと1週間もすれば満開になるから、六分咲き程度の今日ならまだ人は少ないだろうと思ってきてみたが、普通に激混みだった。



にしても、ここって日本よね?って思うほど外国語が飛び交っている。
元々、鎌倉は外国人率は高かったが、コロナ以降、激増している気がする。
じっくり、ゆっくり見ていたかったが、立ち止まると後ろがつっかえてしまうので、流れに合わせて進んで行った。

写経で癒やされる

思ったより早く見終わってしまったので、写経をすることにした。
約90分かかる写経①、約30分の写経②、約120分かかる写仏(仏像の絵をなぞる)があるが、
ここは王道の写経①にする。
受付で1,200円払い、用紙を貰う。自前の筆記具なら無料だが、筆を使う場合は400円追加で払う。ただし、筆は持ち帰っていいらしい。
ここも王道の筆にする。小学生依頼のお習字だ。

部屋に入る前に、携帯の電源を切らされた。
マナーモードでも、うるさいと苦情があったらしい。
部屋に入ると納得、マナーのバイブ音でも分かるくらいシーンとしている。

筆の人は受付で硯と固形墨を貸してくれるので、用紙とこれらを持って、そっと音を立てないように奥の隅っこの席につく。
慣れない手つきで固形墨をするが、初めて使うので加減が分からずどれだけすればいいのか分からない。試しに一文字書いてみると、少し色のついた水でしかなく、更にゴシゴシとすってみる。
ようやく、いい感じになったので深呼吸をして書き始めた。
墨のいい匂いと、静かな空気、無心に文字をなぞるその淡々とした動きで癒される。
…ような気がする(笑)
約90分かかると言われたが、少し早く60分ほどで書き上げた。
完成した用紙は封筒に入れて奉納すれば、後日祈祷してくれるらしい。

ナポリタンで癒やされる


心も身体もリフレッシュできたので、ちょこっと海を見て帰ろう。
その前にランチといきたいところだが、どこも多いし、高いし、だけどお腹すいてるし、、、
先週ひとりでマクドナルドに入って、念願の「ひとりマック」を達成したが、それでも人が多いと躊躇してしまうし、中がどうなってるか分からない店はやっぱり勇気がでない。
案の定、どの店も外まで並んでいる。
と、駅に向かって歩いてると、がらがらのテラス席が見える店が目に入ってきた。
「味より、入りやすさ」が決め手の私に最適な店だww
好きな席にどうぞと言われ、やはり端っこの席に座り、メニューを見ると、しらす丼からハンバーガーまで、かなり多国籍の品揃えだったが、

鎌倉ならしらすやろ!とツッコミたいところだが、一番、お手頃だったナポリタンにした。
多国籍メニュー店だけあって、私以外、全ての客が外国人だったのはちょっと引いたが、ひとり飲食店が苦手な私としては、入れただけで合格なので良しとする。

海で癒やされる

相変わらず、ぎゅうぎゅう詰めの江ノ電に乗って、今度は七里ヶ浜へ向かった。
左は逗子、葉山
右は江ノ島が見えるこの海岸が広くて好きだからだ。


海を見てると、このあまりにも広い世界からしたら私なんかほんとにちっぽけな存在に思えて、小さい事でくよくよ悩むのはやめよう!っていつも思わせてくれる。


近所で癒やされる


帰宅ラッシュの電車に揺られ、やっと最寄りの駅に着き、改札から出たとこに咲いてるアジサイが満開だったのを見たときは、

これでよくね?
と心の中で叫んでしまった、、、

さて、次はどこに行こうか?

「ひとりで長谷寺に行ってみた!」の動画はこちら







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