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尋問みたいなもんだよな

※トップ画像は、Kuroさんの作品をお借りしました。

本文

 日本の就職採用面接って、はっきり言って尋問だよな。

 単純に得意不得意な事とか、どれぐらいのペースで働けるかとか、弊社に対してどれぐらい貢献してくれるかなどを聞けばいい話なのに、応募者の人格や趣味、過去にも踏み込み、取り調べの如く応募者を追究して、採用するか否かを判断する。しかも、たった1回ではなく、複数回に渡って実施されるのだからしんどい。

 会社が、これほど長い時間をかけて、応募者自身を詮索するかのような質問を繰り返すのは、応募者の本心や適性などが、会社の雰囲気等に合致するかどうかを見極めるためらしい。確かに、退職理由として「職場の人間関係」が挙げられると聞いた事があるので、採用の時点で、会社の気風に会わなさそうな応募者を落とすのだろう。

 ただ、こんなにも手間をかけて、会社に似合う人材を見つけるはずなのに、なぜパワハラやセクハラ、モンスター社員と言った難癖のある人間を見抜く事ができないのだろう? 本当に人格を見極めて採用しているのなら、そのような問題が起こりにくいのではないかと不思議に思う。

 長々と話したが、私は他人に心を開くまで相当な時間がかかる。仲のいい友人でさえも、気兼ねなく話せるようになったのは出会ってから半年近くが経過した頃だ。自己開示が苦手な私には、初対面の相手に、自分の事を事細かく話せないといけない面接が向いていない。

 信用できるかもわからない相手に、自分の事を思考の奥まで深堀されるのがとても嫌なのだ。

 そんなんだからか、大学3年生の終わりから卒業した2021年の12月まで50社以上応募したのに対し、どこにも内定を貰えなかった挙句、精神的な苦痛を覚えてうつ病のような症状に悩まされるようになってしまった。そのため、今後面接を受けるかと言われたら、ほぼ絶対拒絶する(笑)。そもそも、仕事を見つけるための方法が面接なんだよと思う。学校なら、試験と言った学力がメインなのに(笑)!

 面接をなるべく避けたいので、どうにか頑張って自力で稼ぐ力を身に付けるしかない。自力で稼ぐ事はとても難しい事だが、自己分析や適性的にも面接向きでもないと気づいたため、どちらを取っても困難である事には変わりはない。ただ、私としては対話よりも文章の方が快適だ。まだ、100以上のいいねが付く記事は書けていないけど、少しずつ色々な方に自分の記事を読んでいただいている。本当に試行錯誤の段階でもあるけど、noteを1年以上続けて良かった。

 世間一般で当たり前とされている事が苦手でも、何かしらの才能や特技が見つかる。私みたいに、面接が苦手で思い悩んでいる人も、一旦その煩わしさから離れて、もう一度自分を見つめ直して、自分にできる事は何なのかを考えてみてはどうだろうか?


あとがき

 本文を読んでくださり、ありがとうございます。天宮英璃です。

 今回は独り言のような感覚で書きました。面接って、面接官が応募者に質問を投げかけて、応募者が答えると言う質疑応答のような形を取っていますが、答えの理由を聞くなど深堀して、ほぼ強制的に答えさせようとするので、結局、尋問じゃね?と思ったところです(笑)。

 本当に、この人なら話してもいいとか信頼できる人ならいいですけど、初対面の相手に、自分の事を何でもかんでも話すのは本能的に駄目なんですよね。本当に、自己開示ができる人が羨ましいです。まあ、卑屈にならずに、自分が目指す道を見極めていきたいと思います。

 今回は、これで以上となります。次回の記事でお会いしましょう。

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