ネガティブハッピーデイ④

ようやく怒涛の1週間が終わったのでブログを。

前回までは、「映画」「ホラーマンガ」についての話で、今回は「絵」について少し。

よくある話で少年漫画、所謂ジャンプだとかマガジン、或いはサンデーみたいな本は小学生の頃からもちろん読んでいて、それにまつわる話として、ジャンプは月曜日の朝に店頭に並ぶのがセオリーで、学校に着くと早速購入して読んでる同級生がいる。
ま、だいたい2人ぐらい。

で、昼休憩までに全部読んで、それを違う子に半額で売る。そう、転売。
そうして帰る頃には転売が続き、実質タダでもらえるんやけど、そこはジャンケンだったり、次の週は俺!みたいなかけ引きだったり。

ワタシは兄がいたので、だいたい家に帰ると兄が早速読んでいて、ひたすら読み終わるのを待つ。

面白いことに、父もドラゴンボールだけは読んでたんよねー。

この前スタジオでも話題になってたんだけど、空港に行ったら土曜日にジャンプが売ってて買えるとか、近所のパン屋さんは(昔は色んなお店で売ってたのよね)店頭に出してないけど、裏に隠してあって、おばちゃんとの交渉で買えるとか、裏技があった笑

ここから本題。

クラスに何人かはいたと思うけど、そのマンガのキャラクターを模写するのに特化した子、いなかった?
当時はビビるぐらい上手かった子がやっぱりいて、ワタシもそれに感化され描くようになったのね。
ホンマに需要のある子は周りのみんながその絵を欲しがって、描く度に誰かに渡してたなー。

で、マァ少年はそこから「絵を描く」楽しみにどっぷりと浸かる。

元々少年あるあるだけど、工作はめっちゃ好きやった上に絵を描き始めたから、ゲームをやるよりゲームのデザインとかの方に興味を持ち始める。
確か「キミが考えたファミコンのゲームを募集!」みたいなのがゲーム雑誌か何かにあって、それも事あるごとに応募してたなー。


中学に入ると、絵を描くよりも何故か野球に目覚めてしまいクラブ活動も野球部へ笑
まさに青春!の中学生活を送るんだけど、恋愛ごとになるとマァ少年は女の子が大の苦手だったので(この話興味あるでしょ?しかも嘘やって思うでしょ?また次の回にでも話しますね)、野球一辺倒で3年生まで過ごす。

野球部も引退して、それまで眠らせていた芸術脳が爆発し、美術の時間に夢中になる。

今思えばデッサンを死ぬほどやったし、写実的な絵をずーっと描いてた。
3年生の文化祭では、縦横3メートルのステンドグラスをクラスで展示したんやけど、それの元絵をワタシが担当した。

テーマは「万里の長城の上空を優雅に飛ぶ不死鳥」

今思えばちょっとぶっ飛んでるよね笑
もちろん不死鳥の顔の部分は作者の特権でワタシが作りました。
ちょっと偉そうにみんなにアドバイスなんかしたりしてね笑

今現在までも、バンドのフライヤーやグッズ、CDのジャケットとかデザイン物は基本的にワタシが手がけてきたんですよ!
やりたい、とかよりやれる人がいなかったからっていう理由もあったけどね。

さて、中学から高校受験に差し掛かる時、進路として「美術科のある高校に行きたい」ってもちろん思ってて、探したら明石の方にひとつだけあった。

先生に「僕ここを受験したいです!!!」って言ったら、「お前は美術以外の成績がビックリするぐらい低いから無理!」って、一刀両断にされた笑

そう、

バカだったんですね笑

確かに野球と絵以外の事は全く興味が無かったから勉強しなかったんよね。

でもさ、今思えばもっと振り切って絵を描き続けたらよかったなーって思う。
「周りと合わせて」とか、「みんなと同じ高校に行く為に受験勉強して」とか、なんか今となっては違和感しかない。

なんで特化型はダメやったんやろね?
日本人特有の文化で、「みんなと一緒」=「安定」みたいな図式なんだろうね。
「安定」を「安定」とホンマに思ってる方が怖い。
多かれ少なかれ「自主性」を持たないと生きづらいよー。

話逸れた…

結局マァ少年は美術科のある高校は受験できず、それなら高校なんか行かず働きたい!って思ってたんやけど、周りから「高校だけは出といた方がいい」とか、幼なじみに「同じ高校受験しよう」って言われたから、渋々オッケーした…

んやけど、完全に落ちる気で受験したからほとんど勉強もしなかった笑

受験当日。

答案用紙を見ると、何故か答えが解る。
勉強した所ばかりが問題に   ある。
落ちに行ったはずが、スラスラ問題が解けてしまう。

こうして高校受験はあっけなく成功したマァ少年でした笑

後に高校卒業前に担任の先生から「お前、入試の時かなり良い点数で入って来たんやぞ」って言われた笑

おかしいぞ笑

高校に入ってからも少しずつではあるけど、絵は描き続けてたんだよね。
でも、勉強してきたわけじゃないから、絵画の見方なんてサッパリわかんない笑
頭の中にあるイメージをキャンパスに写す、これが楽しいし、絵画を見た時に感じる「何か」に触れることも好き。

さて、いよいよクリエイティブ脳が完成され始めた少年期、ここからバンド人生がスタートする。

次回は恋愛の話、聞く?笑

続く。

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