春が深まるにつれて僕の行く先々に形のない不安が散らばっていて、ソレから逃げるために部屋をひっくり返しては一つ一つ並べてを繰り返す。 いつの日かの辛かった30点のテストで鶴を作った。 どこか遠くへ飛んで行ってはくれないかと思いながら壊れたライターで羽に火をつける。広げられた羽は紅く綺麗に舞い散る。 ある人が言う"世の中生きにくいよね"がとても眩しく感じて言葉が詰まった。 その人のソレに対して僕は答えを出す事が出来ない。だって、僕はまだその場所にすら立つことができていない。 これ
暖かくなってきて珍しく外に出てみようと道を歩くと春をみつけることが多くなった。 学生が自転車を推しながらゴールデンウィーク何をしようかって笑い声が聞こえた。 学生の時は将来が不安でしかなくて沢山のことを感じて考えて、色んなことが辛くてそれを絞り出して言葉にすれば『大人になったらもっと辛い。』『今からそんな事言っててどうする。』と色の無い言葉をかけられた。 今がこんなに辛いのにもっと辛くなるのかと思うと先が見えなくて自分で自分に線をひく。 前に習え。誰に習って何になれるという
何も持ち合わせてない中学時代。 ママには言えないことや、パパには見せられない傷は魔法で消えた。利己主義な割に抱えるものが多すぎて目を瞑っては夜に逃げ出す。 自分の事を考えるのは苦しいから君たちの事を考える。君たちが無理して笑うことなんかないように、 キラキラしてボクの前を走っていて欲しいよ。 そして、僕が逃げ出すことのないように"悪い癖"がでないようにたまに振り返ってボクの手をつないでくれると嬉しいよ。 だといいな、
何年経ってもボクは変わらない。 "かもしれない"でしか君を判断出来ない。 当然、君に聞くことも出来ないのにさ、 巻き戻ってくれればいいのにな、なんて考えたりもするほどに。 キミはボクをわかってくれていたのにボクはキミを何もわかってあげられなくて、何も出来ないでいた。 カーテンからこぼれる夏の日差しとスマホ越しの君の声で目を覚ます。照れ隠ししながら"おはよう"なんて言う日々。 特に用もないのに外へ出た。 君の笑い声に耳を傾けながら、陽炎が揺れる道を歩いた。 夏になると思い出
"想像は現実との戦争に置ける唯一の武器だ" キミは何を見て何を感じて何を考えている? ボクは必要以上のことを考えてしまう癖がある。 ボクは人と会話するのが苦手だ。 人と会話するには考えなくてはいけないことが多すぎる。声のトーン、息遣い、言葉遣い、タイミング。それらを考えなくてはいけない。が、そこには正解などない。正解は想像するしかない。 ボクの声が電子の海に飛び込む時、キミはどう感じとるだろうか。 ボクの言う『好き』『ありがとう』『ごめんね』『さよなら』『おやすみ』『また明
物事がちゃんとした状態はしばしばボクにとっては不思議なんだ、キミもそうかい? よく、人は言う。『普通の事を普通にできる事は素晴らしい事だ』と。 よく、人は言う。『ちゃんとしていたら結果はそれなりに付いてくる』と。 よく、人は言う。『空気を読め』と。 その、"普通"や"ちゃんとする"や"空気を読む"とは具体的にいったい何なのか説明ができるのだろうか。 説明ができたとして、誰がそれを定めたのだろうか。 ボクは普通が分からない。理解ができない。 そんな不確かなものを自分に求
人間関係とか上下関係とかたまに、いや常にとても面倒に感じる。 対人となると相手とどんな関係であろうがどこかしらに気を使わなければならない。 それと同時に、ボクは群れるのがとても嫌いだ。 しかし、人間はその群れを指示される場面が多すぎる。それなのに群れに向いている生き物とも思えない。 相手を理解し自分を理解してもらわなければならないのに、人間は自分自信すら理解ができていない。 それなのに相手を理解したり自分を理解してもらうのは無理だろう。 ボクは対人の時常にゲームの会話スキッ
noteを始めるにあたってとても悩んだ。 元々、自分の思想を人に伝えるのが苦手なせいで脳内で自己解決させてしまう癖がある。 だからか人に伝えるということに対しての能力がとても壊滅的で中学生並の文章力しかないことに落ち込んだ。 文章は書くのも読むのも好きだしどうせならまとめておいた方が脳内整理できる。 けど、自分の思想とか文章力に自信が無いから迷ってた。 飽きずにあたたかく見守っててくれよ、宜。