マルマ療法

最近、日本でもマルマの名前を頻繁に聞くようになった。 
元々はケララの武道カラリパヤットがルーツだと言われているけど 、アーユルヴェーダの古典にもマルマについて言及しているところがあるらしいので真実は解らない。

だいたい4000年とも5000年とも言われているアーユルヴェーダの歴史、世界宗教よりも古いのだから真実を解明するのは困難だ

マルママッサージとマルマセラピーは全く違うものであると言うことを知っている人は少ないと思う。

マルママッサージはケララの私のところのクリニックのセラピストはカラリパヤットの元インドチャンピオンが施しているマッサージだ。
彼のマッサージを受けたことがある人は解るけど凝っているところをグリグリされると痛いけれど、それほど痛くは無い。

マルマセラピーは痛いなんてもんじゃない😨💦
ケララに住んでいたちょうど9・11があった頃、私は数百年続く伝承のマルマ療法家から治療を受ける事になった。

彼(マルマ療法家)は我が家に二人の弟子を連れて来た。
早速、立たされたまま診断(視診と触診)が始まった。
そして口を開けることを指示されたので口を開けたところ口の中に指を入れられ上顎部を強く押された😭
次に立ったまま足を上げるように指示されたのだが、マルマ療法家の足の親指で私の足の裏を強く蹴った😭

そんなかんな、、痛いしか無い治療💦
マルマの語源がサンスクリット語の「mri」=死を意味すると言う説があるけれど、これが本当のマルマセラピー。

ケララのアーユルヴェーダではマルマとアーユルヴェーダのパンチャカルマとは異なるものとして見ているけれど、マルマ療法家はアーユルヴェーダ大学病院では骨の治療家として従事している。

ちなみにTRIVANDRUMにはマルママッサージの協会本部がありイタリア人の友人が受講した。
一か月くらい掛かったかな、、

Kerala Traditional Ayurveda Research Institute
(旧アーユルヴェーダ研究所GOLA)
アーユルヴェーダスクール Tantra(日暮里)
http://www.kerala-ayurveda.jp

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