有言実行癖
有言実行、誰しもできればいいなと思うことであり、私も例外ではない。
しかし私は本当に有言実行が苦手な側面がある。今日はこれをここまでやろう、と思っていても、ついついさぼってしまう、若しくはそもそも言ったことを忘れてしまうのだ。
まぁこれはいつからついた癖なのかわからんけど、何が言いたいかというと
・有言実行しない癖がついてしまった
と感じているんです。
例えば大事な大学のテスト前に、今日はこんだけやるぞーって思っていても、終わってみれば半分くらいしか進んでいない、っていうことが結構ある。
それで結局徹夜になって体に多大なストレスをかけることになるのだ。
で、そういう時に思う、というか感じることなのだが、どうやら潜在的、無意識的に自分の言ったことに対してのうしろめたさのようなものを覚え、反抗的になるのだ。
うん、自分でも言葉で表すと意味わからないんですが。
要するに、有言実行しようとすると心がざわつくといいますか、自分の意志の向きに逆行するような何かが生まれてくるわけです。
で、それがどうやら習慣のそれと似ているなぁと感じてきていて。習慣の場合には意志と同じ向きの何かが生まれるのでちょうど反対になってるなと。
ということは、これは本質的には習慣と同じ、つまり
・有言実行をしないことを習慣にしてしまった
というのが種明かしなのではないかと思うわけです。
これはまずいなと。
確かにこの状態だと、自分のやりたいと決めたことにいまいち熱意が向かないのもわかるんですよね。
ということで、ついてしまった有言実行をしない習慣を上書きする、有言実行をする習慣、が必要になってくるわけです。
まぁなかなか難しいですよね。なにせ前者はおそらく高校生くらいからついてしまった習慣なので、歴として7年くらい。それを頑張って数か月くらいで打ち砕いていきたいわけです。
普通にやろうとしてもきついですよね。途中で前者によって生まれる反抗的な何かが習慣化を妨害するはずです。
んじゃぁ戦略としては1つしかないというか。反抗的な何かが発生する前に、有言実行を達成するしかない、ってことになるわけですね。
つまり、
・めちゃくちゃ些細なことを有言実行して、有言実行癖を数でつけていく
というのが有効そう、ってことです。
まぁ、なんですかね。例えばですけど、
・心の中で『よし、ピアノちょっとやるか』って言って、ピアノの前に座って電源を入れて第一小節目を弾く
とか。これだと1分もかかりませんから、やつが生まれる前に有言実行できそうです。
NGなのは、
・よし、今日はピアノ5分以上やるぞ!
・よし、今日はピアノ30分やるぞ!
・よし、今日はBの第5小節を弾けるようにするぞ!
とかです。
1つ目は有言実行できているようで、キリがあいまいなんで、5分やったとしても、心で暗黙的に『5分以上だし、まぁあと10分くらいやらなきゃ』と変換されてしまい、そのあと割とエンドレスです。また、達成感も半減する気がします。
2つ目はシンプルに長すぎます。
3つ目なのですが、これが自分がよくやっていたNG例というか。Bの第5小節を弾けるようになるまで、どれだけ時間かかるかわからんし、そもそもテクニック的に弾けるかわかりませんよね。初心者がオクターブまたぐ8分音符を高速に弾くのは無理ですよね。
これを改善するには
・よし、今日はピアノ5分だけさわろう。それで合格やけど、余裕あったらあと10分やろう。←2回有言実行した、という意識を持つ。
・よし、今日はBの第5小節弾いてみよう。それで合格やけど、弾けそうなら弾けるまでトライする。←『弾いてみる』と『弾けるようになる』で2回有言実行するチャンス。
みたいな感じで、とにかく明確に終わりを設けて、短期間で有言実行が完遂できるようにすることですかね。
はい、実践してみてしばらくたったらまた記事書こうと思います。