処暑 暑さ収まるのかナ??
昨日8月23日から処暑に入りました。
暑さが収まってくる頃、とあります。
昼間は外へ出ると、今日も生きてるだけで精一杯!な暑さです。それに堪えた感覚では、あっそうなんですか、へえ〜、って他人事のように感じるだけ。笑。
暑い!というと暑いを呼ぶと思っているので、暑いと口にするのはなるべく控えているのですけど、暑いものは暑いですね。暑いです。笑笑
この夏はなんでこんなに暑いのかしら!梅雨もしっかり降ったし!
今年は季節のコントラストがすごくはっきりしているように感じています。
それでも昨日は暑さが収まるのを感じる所へ行ってきました。
中山道の代表的な宿場町、奈良井宿です。
標高は900m。日差しはまだまだ暑かったですが、ほどよくそよそよと通りを吹き抜ける風が涼しくて、連れの人たちと、ああ、秋を感じるね、と言い合っていました。空模様もなんとなく秋の空でした。空気とお水が本当に美味しかった。
軒先に涼しげな緑たちが上手に設えてあったのも嬉しかったです。
目にも涼しく、植物たちの蒸散作用も涼しさに一役買ってくれているように感じます。
そして昔ながらの家の造り。
やはり素晴らしいものがありました。
機械設備を使わずとも涼しく暮らす知恵と工夫が凝らされています。
同じように寒い時季の工夫もあるわけです。
その時季その時季に身を置いてみると、体感しながら発見できるのがとても楽しい。そんな知恵を今の家づくりでも活かしていきたいな、といつも思います。
さてさて。世間では子どもたちの夏休みもいつもより早く終わって、そこでもなんとなく秋を感じるような。これは身についた習慣でしょうか。
ここのところの朝晩はわが家でも涼しい風が吹き抜けてくれるので、暑さで疲れた身体もぐっすりと休まります。夜の虫の音は日に日に賑やかになってきています。
個人的には先週まで大忙しだったのが一区切りついたのもあり、ちょうど気持ち的にも秋モードに切り替えられる感じ。嬉しいような切ないような。
そうして季節は巡っていくのですねぇ。
みなさまも昼の暑さに負けず、よい処暑をお過ごしください。