清明 万物がすがすがしくきらきらと
本日より清明(せいめい)が始まりました。
wikipediaには「万物がすがすがしく明るく美しいころ。」とあります。
春爛漫とはまさに今の時季のこと。
ここから晩春に入り、まさに春はたけなわに。
わざわざ探しに行かなくても、あちらこちらで待ちわびたかのように花々が咲き誇り、鳥がさえずり、虫たちがいきいきと活動し始めている姿を見ることができます。
わが家のあたりは都会の中の緑地に隣接しているおかげで、都会にいながらにしていろんな生き物に出会うことができるのだけど、最近は鶯のさえずりで目を覚ますことが日課になっていて。
ベランダに出ると、陽の光も空気も、もう本当に春。
わが家のベランダにいる植物たちは冬には葉を落とすのがほとんどゆえにみんな銘々に芽吹き始め、日に日にほやほやの緑が増えてきている。そんな様をただただ眺めているだけで、得も言われぬ至福感に包まれる。
ああ、春が来た。もう大丈夫。このくらいの時季にいつも感じる。私自身も冬の間固く閉じていた何かをほころばせていっているのだと思う。
今年の春も同じように感じることができて、本当にほっとした。
至福感はいつもの数倍増しなのかもしれない。
さあさあ今こそ自然の恵みを感じましょうよ。
窓を開けるだけでも、
春は家の中にあふれて入ってきます。
何かがカチッと音を立てて開きだしますよ、きっと。